実写「まんが道」チャンネルNECOで来年1月放送
もう19年前になってしまうが、NHKの銀河テレビ小説で藤子不二雄Aの「まんが道」がドラマ化され、その後、「まんが道 青春篇」も放送された。
放送時に夜の本放送と翌日の再放送を観て、必死で覚えこんだせいで、その後再見の機会はなかったが、かなり覚えている。ビデオが自宅に入る前だからこその必死さである。
DVDもかなり色々出てはいるが、自分にとっては、この「まんが道」がBOX化されないとハナシにならないわけで、いつもソフト化を願っていた。ビデオにすらなっていないから尚更である。
今、この作品を観ようと思ったら、NHKアーカイブスに行かねばならなかったので、来年1月にチャンネルNECOで放送されるというのは望外の喜びだ。
今回放送されるのは、第一部にあたる方で、高岡が主舞台となる。
出演は満賀道雄に竹本孝之、才野茂に長江健次で、ま、原作に準じて安孫子が描いているのだから当然満賀が主役になるわけだが、ドラマでは主役が眼鏡では、といった安易な理由から才野が眼鏡を掛けているという呆れる設定ではあるのだが。
とは言え、この頃のNHKのドラマはそれなりに見応えがあって良かった。イッセー尾形の変木さんが、かなり原作に忠実に演じているので見ものである。
それにしても19年も待たされるとは思わなかった。これまでのチャンネルNECOの流れからしてDVD化が近いのでは、という予感もする。「青春篇」の放送も期待したい。市川準の「トキワ荘の青春」が物足りなかった方は是非。