EUでは無くE-NUの話

イギリスのEU離脱が話題になってますね。
今日が投票日とのこと。
住民投票の結果は法的な拘束力は無いそうですが、無視するわけにも行かないところでしょうから、結果はその後の行動へと反映されることでしょう。


そういったニュースは他所に任せるとして、こちらはE-NUの話。
そう、犬。


先週保護したKO.E-NU二匹。
完全に復活したらしい。
で、取り敢えず不妊手術をしようと思ったのですが、もう少し大きくなってからのほうが良いと言われたらしい。
だからといって、そのまま飼ってしまうと家から放出することができなくなってしまうので、お寺さんに持っていくことに。
元々、どこかの誰かが生まれたての彼らをお寺に持ってきた。
で、持ってきた次の日に車に轢かれた。


で、我々が保護して再度持ってきたというわけ。


そこのお坊さんが言ったそうです。
「我々は何も面倒は見ない。
 餓死しても事故にあっても関知しない」


言っちゃ悪いが、坊主の言う言葉かね?


毎日食べきれないほどの食事が提供されて、丸々と太って健康問題を抱えている坊さんが、余った食事を与えることすらしないのですか?
こんな所に戻すのも可哀想かと思ったが、我が家で面倒見るのも大変なので返却したそうです。
家を離れて単身赴任している私としては、何も言う権利が無いので、従いました。


元々は避妊手術もしないで、産まれた子犬を人任せにする飼い主が悪い。
でも、その彼らも「お寺なら食事に困らないはず」と思って持ってくるのだ。
数が増えすぎて面倒見切れないというお坊さんの気持ちも分かる。
でも、言い方が有るよね。


外国人女性がやっている犬の保護センターがキャンディーのどこかにあった。
避妊手術をして保護し、貰い手が見つかれば提供するという趣旨の施設。
そこに、ある女性団体が抗議。
「避妊手術を施すのは犬の『子供を生む権利』を侵害している」


敢え無く、そのセンターは閉鎖の憂き目に。


野良犬が増えて子供が噛まれるとか、彼女たちには関係ないらしい。
牛の去勢を飽きるほど見ている自分からすると、経済動物とか愛玩動物を人間と同じレベルで思考することに違和感がある。
あと、過剰な動物保護団体とか歪んだ菜食主義者を見ていると正直「暇ですね」と思ってしまう。


「避妊手術を施すのは犬の『子供を生む権利』を侵害している」と言うのであれば、産まれた子犬の面倒は自分たちがすべて見る!!ぐらいの事は言って欲しいもんです。