日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

明治神宮大会

見に行ってきた。ちゃんとゴルフ場からね!

  • 神宮球場前でこれの最新号を配ってた。サイトにはまだ出てないけど、表紙に國學院・杉浦投手がいたので大変ありがたく。
  • 試合話の前に。どうやら来年から東都二部でゴルフ場を使わないとの話(サンケイスポーツより)。明治神宮大会の大学の部もだろうか。そうなると、もしかして最後のゴルフ場、だったのだろうか。というか、高校生はOKなの?よくわからん。
  • というわけでゴルフ場唯一の試合、東北三連盟代表・北東北・八戸学院大vs九州三連盟代表・九州六大学・福岡大。そういえば、福岡大(略称福大)の応援団は「福島大ではありません!」とか言ってたけど、東北代表は1校しか出られなくて相手が東北代表なんだから、その間違いはしないよな、と今思った。それはともかく。八戸学院大は3年秋山投手、福岡大は4年大森投手が先発なので左腕対決に。比較すると、きっちりコースに決まるのは大森投手の方に思えるけど、秋山投手も決して制球悪いという感じはない。総じて落ち着いた左腕対決。ただ、きっちりコースに決まるだけに、大森投手の方は1つ間違えちゃうと打たれる、のかもしれない。1回の八戸学院大・谷選手のソロ本塁打は事故っぽかった。それ以外は、大森投手の方が打たれずに抑えていて、秋山投手の方が攻められ気味だったから。なので、4回に同点に追いついて、ここから福岡大が押すか、と思っていたんだけど…秋山投手がその後もずっとしのいでいて、6回裏…なあ…。正直、大森投手が自責点5は可哀想。秋山投手のこの回の打席は三塁内野安打になるのだろうけど、あれは三塁手が不用意にボール捕球しにいったように見えた。あれを失策と数えたら、自責点はゼロになるはずなんだよ…。三塁手=4年刀根選手は、実は4回の適時打も打ってて、犠打を併殺にしてた時の二塁への送球も肩がいいところを見せていたので、決して悪い素材ではないと思わせるだけに…あれはちょっと残念プレー。その後、大森投手が二死まで持っていった(八戸学院大の犠打失敗もあったが)だけに…。まあ、八戸学院大のクリーンアップもいい仕事した、ってことにしたい。秋山投手は見事に完投勝利、お疲れ様。個人的には、福岡大・梅野捕手vs谷選手の、主将&クリーンアップ対決は意地の張り合いみたいな感じで面白かった。本人達がそういう意識はしてなかったかもしれないけど。梅野捕手は「先」の話しちゃってるし(サンケイスポーツより)。いい一発だったけど…正直、ちょっと寂しいなあ。ちなみに福岡大はチア・ブラバン・応援団完備で(九州はどこが出てもそうだよねえ)、八戸学院大は部員口ラッパ。どんどん本性が出てきた口ラッパは期待したい(何の)。
  • 神宮での第二試合の6回裏ぐらいに神宮こんにちは。沖縄尚学の投手の背番号が「4」で、「普段は二塁手やってるの?」と思ってたら、本職二塁手で今日は右翼手スタメンからリリーフ(スポーツニッポンより)ってもっと謎の選手だった。まあ、色々できるのはいいこと。たぶん。
  • 神宮第三試合、関東五連盟第二代表・関甲新・上武大vs中四国三連盟代表・広島六大学・近大工学部。番狂わせ、かな。そもそも、近大工学部の先発・4年森原投手がかなりいい感じで投げていて。非常にオーソドックスな右腕だったんだけど、上武大が打てなかった。2本ヒット出てるけど、どちらも内野安打(1本は遊撃手がよく抑えた気もする)だったし。ただ…5回表、ね。前の打者が牽制にひっかかって盗塁死して、走者いなくなったところに、その森原投手*1死球やっちゃったよ!しかも手っぽかった…。その後、次の回で1アウトだけとって降板したから、かなり心配。ただ、塁上でずっとグラウンドコートなしでいたから、そのせいかもしれないが。あの、マジで着せてあげてくださいよ近大工学部…。投手は肩大事…。ただ、あの死球が起点になって、二死満塁になって、2年本郷選手の2点適時打が出たので、上武大にとっても痛すぎる死球だった。上武大先発・4年横田投手*2も、それ以外はちゃんとしのいでたからなあ。近大工学部もアクシデントがあったけど、3年松下投手が踏ん張った形。幸いというか、右から左へのリレーになったしね。というわけで、近大工学部がまさか、と言っては失礼かな、の大金星。上武大の四冠阻止。上武大側は自分達の内部の問題(サンケイスポーツより)みたいな発言しているけれど、それはそれで相手へのリスペクトがない気がして、ちょっと失礼な気がする。近大工学部は頑張ってたよ。点はもう少し入れられた気もしたけど、そこは横田投手が踏ん張ったってことで。1年鈴木投手も完璧リリーフだったし。なお、近大工学部は部員口ラッパもなく、でもエール交換だけは実施する形。ベンチが元気だったからいいけど。上武大は…あれは正規の応援団なの?即席応援団なの?の学ラン軍団に、野球部の口ラッパ大集団。なかなか愉快な集団だった。一番のツボは、学ラン軍団が「前略、道の上より」を完コピしてるっぽい様子。ちょっと驚愕。君らいくつよ。
  • 神宮第四試合、関西五連盟第二代表・関西学生・関西学院大vs北陸・愛知三連盟・東海地区(岐阜)・中部学院大。中部学院大のユニフォームが日本生命の白地ユニフォームに似ていて、なんか色々錯覚起こしそうになったり、中部学院大のスタメン選手を背番号で日本生命に変換すると誰、とかやってたとか秘密。しかもスタメン全員、日本生命の資料なしで言えたとかもう(略)で、中部学院大の先発の4年東谷(あずまや)投手。…ん?この名前聞き覚えある…ああ!今年の夏、プロアマ交流戦で巨人相手に好投した、東海地区選抜の先発投手だ!というわけで、わくわくしながら見て…はいすいません、個人的にドツボ(爆)日本生命っぽいユニフォームで18番つけてたからツボ、とかじゃないんだからね!(自分で言うな)関西学院大の先発・2年宇都宮投手も140越えの(最初若干制球荒れてたけど)良さそうな投手なんだけど、東谷投手は130後半〜140越え(特に後半多かった)…だけど、なんかもっと速く見える?キレがあるのだろうか…。実は5回裏途中までノーヒットだった。あと、個人的には一塁へのカバーリングが早いのもツボ。ただ、前半は関西学院大にピンチが多かったのだけど、それをしのいでからの宇都宮投手はなかなか良く、後半は中部学院大がピンチに。が、7回裏は4年籾山選手の右中間やや余裕の二塁打、と思ったら、抜かれた中堅手をカバーした右翼手から凄いレーザー返球で、ぎりぎりタッチの差(なんとかセーフ)。更に2年松原選手が右前安打、これは1点入るか、と思ったら、もう一度レーザーが本塁ストライク、で今度こそ補殺。この右翼手=4年上西選手の肩は「ええもん見た」状態。上西選手、大学選抜合宿来たことある選手だそうで。いつだろう、と思ったら、2011年冬季ということを「ぶれいどきゃっちゃー」様に教えていただきました。うん、完全に合宿自体がノーマークだったかな…。9回裏はワイルドピッチとかも出して二死三塁のピンチ、だったけど、東谷投手が結局打者を三振に仕留める格好良さ。これはエース様の仕事。というわけで、0−0のまま延長戦、しかも延長戦は即タイブレーク。そして両先発は続投。…結果を見てしまうと、宇都宮投手は替えた方が良かった、のかもしれない。3年野間選手・4年杉島選手が連打で2点(でも一人挟殺プレーでアウト)、更に上述の上西選手が3ランがっつん。…タイブレークで勢いって怖い…。いくら裏の攻撃で取り戻せると言っても、5点は厳しいなあ、と思っていたら、その裏に東谷投手が代打4年徳山選手*3を、容赦なく二直&二塁走者戻れず併殺にあっさり仕留めて終了。何この鬼エース様…。中部学院大・関西学院大共にブラバン・チア・応援団完備。中部学院大はドラムだけブラバンから借用して、部員だけで応援もしていたり。…でも、応援でサザエさんのエンディングテーマ使うのって珍しいと思うの。関西学院大は応援が豪勢だったので、あまり関西らしい面白さが出にくかったけど、攻撃の回頭に部員応援が入って、そこでちょいちょいやってた。「アイアイ」、楽しそうだったなあ。知人に言ったら「別の某大学のパクリでは?」と言われたけど、そうなの?そっち聞いてないから知らないんだよな…。

*1:密かに右投左打

*2:実は謎の左投右打

*3:代打を使うとしても、一番打者からだったのが少々驚き。もしかしたら、二番打者だった4年主将山崎捕手に最後は回したかったのかも