日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

日本選手権・三菱重工広島vsトヨタ自動車

正直、三菱重工広島・鮫島投手とトヨタ自動車・佐竹投手で楽しい投手戦やってくれるのかな!って期待していたんだが…。…佐竹投手、どうしちゃったんだろう…。
トヨタ自動車の先発は藤田投手。スリークォーターでいかにも打ちにくそうな感じ。が、4回裏。市原選手がヒットで出塁し、犠打で進塁。実政選手の打球は二塁手ファンブル…。これで一、三塁として、この日何故か(あ)四番に座っていた松永選手が適時打。いや、松永選手が打てないと思っているわけではなくて、四番だったら実政選手や松原選手や國本捕手の方がそれっぽいなあと思っているだけで。ともあれ先制すると、右飛で二塁走者が三塁にタッチアップした後、國本捕手と渕上選手が連続適時打…!おおお、3点は大きい…。これで藤田投手はノックアウト、竹内投手が登板し、ここは抑える。
三菱重工広島の先発は当然(このカードの勝利チームの次の試合は11/6なので、出し惜しみする理由はないと思う。だから佐竹投手…)鮫島投手。四球が多いのだけれど、まあ少し制球が乱れたこともあるのだけれど、なんというか、トヨタ自動車の打線が粘るのでプレッシャーになってたと思う。当たると飛ぶし…。が、それでも空振り三振取りまくって、抑えていく。逆にトヨタ自動車は、1回表の水野選手の二塁打の後の三盗失敗(投げる前にスタート切っちゃった)は痛かったんだろうなあ…。
が、とうとう6回表。木下捕手のフェンス直撃の二塁打と、多木選手のヒットで一、三塁。更に瀧野選手が四球(これも粘った末)。満塁となると、樺澤選手が2点適時打。いきなり2点返した!しかもこれで鮫島投手ノックアウト。まだ、無死一、二塁。これは三菱重工広島に嫌な予感。こんな場面にどの投手を出してくるのか、と思ったら…松下投手。新人投手、だと…?で、ここで、大学名「近大工学部」を聞いて「あれ?」と。2年前の明治神宮大会で、上武大に近大工学部が勝った時のリリーフの投手だ!あああ、田ノ窪選手が入部したのは気づいてたのに、松下投手に何故気づかない…。ともあれ、この場面に厳しいだろうか、と思っていたのだが。河合選手が犠打で一死二、三塁にして、犠飛でも1点入る場面。源田選手の打球は鋭く…三直!これで三塁走者が塁を飛び出していて戻れず、トヨタ自動車には最悪、三菱重工広島には本当にラッキーな併殺。
トヨタ自動車は竹内投手の後、岩崎投手が何故か「ツーポイント」で出て、小出・上杉投手と続き、トヨタ自動車の打線を封じていく。一方、三菱重工広島は、7回からホテルの部屋に鍵を置いていったまま外出して部屋を閉め出された大下投手。*17回、8回とピンチを作ったのだけど、抑えきる。特に8回は満塁(辰巳選手の、バントみたいな当たりになって捕手内野安打になったのはちょっと可哀相だった)、のピンチで、水野選手の割といい当たりを左直にして、抑える。おおお…水野選手もってない(ぼそ)味方の援護はなかったけれど、9回はなんと三者凡退!おおおおお!というわけで、三菱重工広島が勝利。金星…とは言えないと思うんだけどねえ。白獅子旗のチームなんだから。→追記。違うよ白じゃないよ黄獅子だよ…(自分への戒めのため追記にする)
なお、個人的には三菱重工広島の控え捕手をにやにや眺めつつ(え)、鮫島投手を観察していた。…いや、あのひと、動き見てると面白くて…(え)イケメンで(意見には個人差があります)面白いエースとか本当にずるい生き物だと。9回表とかも、なんか凄く嬉しそうにチームの守備見守ってたし。

*1:出典:三菱重工広島野球部公式twitter。自分でネタにした!