辞書フェチということではない

広辞苑 第六版 (普通版)iPhone用アプリに『広辞苑』(岩波書店ロゴヴィスタ)が登場した。今年1月に刊行された第六版は、すでに書籍版、DVD版を手に入れて使っているのに、まだ悩むのかというところだが、ポケットの中に『広辞苑』を持つことができるということになれば、また話は別である。
もちろん携帯用としては『精選版日本国語大辞典』(小学館)が収載されている電子辞書*1を持っていて、たいへん重宝しているけれど*2、いつでもどこでも持ち歩いているわけではない。ポケットに入れるには大きすぎるし、スーツだと型くずれ必至。その点、iPhoneだったらまず大丈夫だ。
どっちにしてもこうしてエントリーにすること自体、すでにあぶない兆候が見えている。さぁどうする、8500円。
さっそく購入した人の報告→「広辞苑がキタ!
11月25日追記:さっきAppStoreで販売ランキングを確認したら、先行する『デジタル大辞泉』(2000円)が4位に入っている。やはりきちんとした国語辞典が望まれているのだなと安堵(?)する。そして、『広辞苑』はといえば、なんと33位に急上昇しているではないか。『デジタル大辞泉』との値段差を考えると、これは驚異的な売れ行きではないだろうか。『広辞苑』というブランドはいまだ健在ということだろう。