『鳥インフルエンザの感染の広がりだ。養鶏場での殺処分』

<2016年12月10日(土)>
鳥インフルエンザの感染の広がりだ。養鶏場での殺処分のニュースを聞くたびに心が痛む。』
  鳥インフルエンザの流行による養鶏場での殺処分を「春秋」(161210)は心を痛める。「庭に餌台をこしらえたり、河原へバードウオッチングに出かけたりと、世に鳥好きは多い。そんな熱烈な鳥ファンでなくとも心配になるのが、鳥インフルエンザの感染の広がりだ。東京の上野動物園でもニワトリやアヒル七面鳥を室内に隔離した。鳥インフルエンザは渡り鳥が運んでくるという。命懸けで旅を続ける渡り鳥たちに何の罪もないことは分かっているけれど。」
 生命の世界は、生き残りをかけて、常に闘っている。そこへ人間の勝手が入り込み、生き残りがゆがめられている。私たち人間にとって鳥たちは、様々な恩恵を与えている。それを自由勝手にできるのか、考えてしまう。私は、嘗て十姉妹やインコを飼っていたことがある。また、庭にエサ台を置き、鳥たちを呼び寄せていたこともあった。彼らは愛らしい。特に、ひなの時から育てたインコは、正に家族で会った。しかし、命には限りがあり、何羽もの死を目にした。ここで生きていてよかったのか。勝手な人間の愛玩的存在であってよかったのか。インフルエンザは私たちに何を伝えようとしているのか? 鳥たちはどう思っているのか? 酉年を考えよう。(JU)