『宇宙地図、ウェゲナーは天文学に打ち込み続け、宇宙の謎・・・』

『宇宙地図、ウェゲナーは天文学に打ち込み続け、宇宙の謎解きで歴史に名を残していたかもしれぬ』<2017年3月5日(日)>
 宇宙地図の作成が国立天文台が取り組んでいると、「筆洗」(170305)は紹介する。「ハワイのすばる望遠鏡に日本の光学技術の粋を集めた高性能カメラをとりつけた。百二十億光年先まで写すこの眼を使えば、七億もの銀河の詳細な分布図ができる。銀河の生々流転の陰の主役ながら姿が見えぬ謎の物質ダークマター。そのありかをも浮かび上がらせる画期的な地図である。かつてウェゲナーの大陸移動説がそうしたように、宇宙地図はいつかきっと、私たちに『そんな、ばかな!』と言わせてくれるはずだ」と。
 (JN) 私はどんな世界にいるのだろうか。今度行くところはどんなところであろうか。地図はそれを教えてくれる。そんな私の小さな世界から、地球を超えて宇宙へ。私はいったいどんな宇宙にいるのだろうか。この小さい世界にいると、自分のいるところからの眺めに陥ってしまう。それでも、楽しい星座の世界に入り込むことができるが、人の目で見える範囲であり、平面的で動きがない。宇宙地図とはどんなものであろうか。宇宙における見えない世界とはどんな世界なのか。その影響力はSF映画でしか想像できない我が創造力でもわかる地図ができるのであろうか。ウェゲナーの創造力に感心しながら地球儀を眺めていた小学生のように、「そうなんだ!」と動く宇宙儀を眺めたい。