バリー・トロッターと誰も望まない続編

バリー・トロッターと誰も望まない続編
マイケル・ガーバー
河出書房新社
売り上げランキング: 619920

あの、バリー・ドロッターと愚か者のパロディの続編。

内容

愚か者のパロディから何十年か後の物語。
バリーとアーミンは、息子の入学式のためにホグウォッシュ魔法学校へ向かう。しかし、そこで、登場から1ページ半しないうちにマルフィーザンス校長が全校生徒たちの前で殺される事件が起きる。
そこで、マルなんとか校長の代わりにバリーが校長を務めることになり、アーミンと共に校長を殺した犯人探しの物語が始まる。とか、そんな話だったきがする。

愚か者のパロディで、最後は学校が爆発して壊れてしまったため新しく学校を建てなおしたけど、ここは魔法学校だからいつの間にか元の古い水漏れがする魔法学校に元通り!しかし、バンブルモア校長の代わりにマルフィーザンス(パロディの方に出てきた記憶が無いが)が校長になったため、学校は更に大荒れ状態。そこでバリーが息子のために学校の治安を少しでも良くするかとおもいきや、校長の権力を使い、息子に悪知恵を教えたり、学生時代のシルバーフィッシュ寮への恨みを晴らす。(この事件でバリーは校長をやめさせられる。)

年をとったせいか、愚か者のパロディより下ネタや性的描写は少なめ。代わりに、生徒が爆発したり(グロくはない)生徒が死亡する描写が多い。前作の愚か者のパロディを読んでなくても楽しめる作品だと思うが、読んでおいたほうが良いかも。

論:文章がめちゃくちゃであまり理解できず面白くなかった。

最近はオブジェクト指向を勉強中

途中まで読んだけど、辞めた。

実際にプログラム書いてみないとわからないから色々と参考にしながら書いてみた。
wise9(第1回 Processing.js で初めてのゲームプログラミング)http://wise9.jp/archives/1743
ここで使われているProcessing.jsというライブラリはProcessingというプログラミング言語をブラウザで動かすためのjavascriptで、Processingというのはjavaベースで作られた・・・簡単に図形やグラデーションを描画することができるプログラミング言語のようなものです(多分)。

作った物:

  • マウスでクリックシ続けると円が集まる物

http://mozaedon.web.fc2.com/mouse/mosue.html

  • reflec_beatっぽい物

http://mozaedon.web.fc2.com/air/test042.html

http://mozaedon.web.fc2.com/yubi/jubeat_test02.htm

下の二つ、譜面とか作ってソレっぽいものをつくろうと思っているが、なかなか良いアイディアが思いつかない。
オブジェクト指向が大体分かってきたので色々とこれらのプログラムに何か機能を付け加えてみたいものである。

ダメな自分を救う本

「読み終えた瞬間から、あなたの人生は必ず変わる!」
「自信が持てない→自信が持てるようになった」
「恋人ができない。→モテるようになった」
「初対面が苦手→コミニケーションが取れるようになった」
その他色々・・・
と、本の帯に書いてあった。すごく怪しいと思いながら読んだ。

結論から言うと、この本に限らず、どんな自己啓発の本を読んでも、読んだだけでは何も変わりません。変わった気になるだけです。
本に書いてあることをすぐに実行したり、日常生活で意識するなら変わると思います。大事なのは、騙されたと思って実行することです。

内容は、将来なりたい自分の目標を決める。次に、今の自分はどんなことができるか。それができたら次は何が出来るか・・・と、小さな目標を達成していきながら最終目標の「なりたい自分」になっていくというテクニックを、色々な人の体験談を交えながら読者もなろう!という感じの本です。
(でも、ページ数や文章量から1300円+税はちょっと高いかも。)

大事なのは、すぐに行動を移すことと継続することだそうです。

電脳コイル(13)

いよいよ最終巻!
7年前の事故の真相やミチコさんの正体など次々と謎が解明されていきます。そして、用語などがたくさん出てくる為少し理解しにくい点などがあります。そして、他の巻と比べて、少し厚め。

電脳コイル 13 (トクマ・ノベルズEdge)
宮村 優子
徳間書店
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あらすじ:

メガネの有効期限を迎えてしまったイサコは絶望し、自ら”あっちの世界”へと飛び込んでしまう。
もう二度と友達を失いたくないヤサコは、イサコを連れ戻す為”あっちの世界”への入り口を探して、昔住んでいた西陽海へと向かった。
大黒市では、新型サッチー(キューブ)による一斉フォーマットが始まろうとしていた。町全体がフォーマットされると、”あっちの世界”への入り口が塞がれもう二度と戻れなくなってしまう。ヤサコはイサコを救うことが出来るのか!?

全13巻と非常に長かった!しかし、それだけ読み応えはありました。この最終巻で、全ての謎が綺麗に解決しました。非常に面白かった。

最後まで正体が明かされなかったマリリンマリーンについて(以下、かなりのネタバレ注意)
結論から言ってしまうと行方不明とされている由史ではないだろうか。7年前通路を開いたことによって、選ばれた四人、原川玉子、猫目宗助、梶信彦、木滑由史、そして信彦の妹、天沢勇子が”あっちの世界”(電脳世界)へと連れて行かれた。四人は”こっちの世界”(現実世界)に戻ってくることができたが、由史だけは深い昏睡状態のまま目覚めなかった。由史は他の4人とは違い、ハラケンと同じく涙を流したり、叫んだりと誰かの感情とリンクしていた。その後、メガネの開発社、コイルコイルスはメガマス社に買収される。猫目の父親である元コイルスの部長さんは、電脳医療空間”電脳コイル”やヌルの存在、そして選ばれた四人の子供たちをメガマスから守るためにメガマス社に移籍する。部長さんがメガマスに移籍したことを裏切り者だと思ったコイルスの技術者たちは、昏睡状態から回復した由史を危険から守るため行方不明と仕立て大黒市から消えた。その後の猫目のセリフに「もしかしたら記憶を失っているのかもしれない。でもあいつを守るスタッフに囲まれて、必ず元気に暮らしているはずだ。名前も住所も、ひょっとしたら年齢や性別すらも変えて、どこかできっと」と言っている事や、由史が、”あっちの世界に”へ行き来することができるから、マリリンマリーン=由史と考えている。また、由史がヤサコたちの担任の先生、マイコ先生の弟なのかわからないがもしかしたら弟かもしれない。

電脳コイル(12)

電脳コイル 12 (トクマ・ノベルズEdge)
宮村 優子
徳間書店
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あらすじ:

「メガネが永遠に使えるようになる秘密のメタタグが売られている」という噂で流れ、ついにメガしやが襲われた。その騒動の中、ヤサコの妹京子が連れ去られてしまった!
自分を操る”声”の正体と、本当の目的を知ってしまったイサコだが、ある理由で”声”から離れることができなかった・・・。
そんなイサコに対して、ヤサコは最後の決戦に挑む

大黒市に引っ越してきてからの、イサコとヤサコの対決についに決着が着く。場所はもちろん、二人が最初に戦ったあの場所で・・・・
13巻(最終巻)へ続く

電脳コイル(11)

あらすじ:

膨大なキラバグを使い、”あっちの世界”への入り口を開いたことによって、大黒市の空間は不安定となりあちこちでイリーガルや古い空間が増え始めていた。
集めたキラバグを使い果たしたイサコは、最後の手段として”声”と会うことにした。そして、目の前に現れたのは・・・
一方、昔の友人を探しておばちゃん(原川タマコ)は西陽海へと向かった。

あまり書きすぎるとネタバレになるので自重する。

メガネのタイムリミットが近づくにつれて、<メガネ>をかけた子供たちは焦り、不安になり始めていた。
メガネの有効期限は13歳の誕生日まで。13歳になると電脳物質が見えなくなると言われているが、それでもメガネをかけ続ける者たちがいる。彼らは<メガネ流民>と言われている。<メガネ流民>には2種類あり、有効期限がとっくに過ぎているにも関わらず電脳物質が感知できる<能力型>と、見えないけれどメガネに依存し続ける<依存型>。この、<能力型>と<依存型>にも見えない溝があり、<依存型>は<能力型>のメガネを求めてメガネ狩りを行っているという。

今、大黒市で起きている事件は<メガネ流民>の<依存型>によるものの仕業という噂も流れているが・・・・12巻へ続く。

電脳コイル(10)

あらすじ:

ついにキラバグが集まり、”あっちの世界”(電脳空間)への通路が開かれた。しかしそこへ乱入者が入り、通路は消えてしまう。
多くのキラバグを使い開かれた通路がそう簡単に消えるはずがない、どこかでまた扉が開かれると信じ、必死で探すイサコやハラケン、大黒市の子供たち。”あっちの世界”にいる、何でも願いを叶えてくれるミチコさんに会うために。
そんな時、京子と留守番していたヤサコは、家の中に電脳霧が発生していることに気づいた!

イサコを裏で操る”声”は一体何の目的で、通路を開かせたのか。そして”声”の正体とは一体なのか。昔、この大黒市で神隠しにあった子供が居るというのは、通路を通って”あっちの世界”に行ってしまった子供たちの事なのだろうか?第11巻へ続く