津波警報

mosshaven2018-01-24





なんと 最高記録、ではなくて 最低記録、2週間余り、、、なまけていたMosshavenには ぴったりの 話題、

でも 当日(もう昨日になりましたが) 東京では 20センチも積雪、たいがい2,3にちおいて こちらにも 似たような天候異変がああることが多い、ので 大雪? それとも 大冷え?

等と思いながら いつものように 遅い就寝、そして本を読んだりしていたので 消灯は 2時半ごろ、



突然 いつもの愛想のいいドンとは違った声で起こされる、
外は真っ暗、というのに ウオーン ウオーン、と 大きな音、早く外に出るぞ!、丁度深い眠りに入っていたMosshaven 一瞬わけが分からない、、、(後で友人に驚かれました.あの大音響が聞こえなかった?)津波警報らしいと分かって、大急ぎで着替え、髪を整えて、コート、バッグ、携帯、彼がナナとリーシ、私は その間、毛布,水筒、トイレットペイパー、クッキージャー(もうちょっと大切なものがあったでしょうに、、娘に笑われました。でも 何も持たない私達、2,3日何もない生活になったら、、とりあえず必要なものは これしか思いつかないし、彼なんて ナナと携帯以外 何一つ持ってきていない)

5分ぐらいで 家を飛び出し、車に乗り込んで、表通りに出たら 人っ子一人見えない真っ暗闇の筈なのに あちらこちらに電気がともり、両車線に車が行き交う、、、


彼は 一寸上手にある大きなモールへ行くつもりだったので いったん道を下がって (海につながる)川に向かっていくように見え (説明してくれなかったので)又 もの好きに水面に近づくつもりかと 一瞬ハラハラ(何を言っても聞かない彼ですから)


あかるい町の中心近くでは(と言っても普段は真っ暗)道も徐々に車で埋まりそう、


ガスステーションでは 長い列、思いつく友人も 耳の悪い彼でさえ とびおきるほどだからだいじょうぶそう、そして 到着した ウォールマートの広いparkingには 今までにないほど多くの車が駐車、


でも 静か です。  誰も走り回ったり大声を出す人も無く、、もし 都会だったら クルマで脱出は むずかしいと思うし、車中で聞いていたラジオのメッセ―ジでは わが家のほんの手前ぐらいのところまで水がきそう、4時40分ごろ、と言い続けていたメッセージ、4時10分には 安全状態ときいて 5分もたたずに 発車する彼、


もうちょっと様子を見たら、とおもうMosshaven,
待っていたら 道が混む、と思う彼、
私達、お互いに半歩譲ったらちょうどよかったかも、


とにかく 津波が来なくて ラッキーでした、が
家を出たときは あんなに大きな警報が鳴って 考える暇もなく飛び出て (信じられないながらも)津波が来るらしい、来る危険性が高いと信じて緊張していたのに、、、

どうやら わが家は 安全ギリギリらしい、

そして 警報がキャンセルされると とたんに 日常に戻ってしまう私達、人生や人の命,あっという間に翻弄されたり 長年培ってきたものを一瞬に失ったり、命も奪われたりする可能性は いつ起きるかわからないのに、、



逆に言えば そんなことへ真剣に一分一秒 向き合って考え続けていないから こうやって生き続けているのかもしれませんね。  とにかくluckyだったポートアルバーニ市民でした。