真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

『エヴァンゲリオン 破』 についてとりあえず書いとく

感想、という感じでもないです。率直なネタバレばかりなのでちゃんと映画見てから読みましょう。。。

以下ネタバレ。見たければどうぞ。

「最強の使徒ゼルエル、出るの早いですね。劇場版の3回目で来るかな、と思ってたのですが、予想より超早足。正直びびりました。

演出が地味なので分かりにくいのですが、ゼルエルは当然のようにラミエル「ごとき」より強いです。例によってラミエルが苦労してた第三新東京市の装甲板を一発で破壊してくれます。多重ATフィールドかっこ良過ぎです。メガネっ子の秘策すら台無しです。

ゼルエルについては以前から書いていた通り、一応(武力では)最強の使徒の座は昔からそーなのでいーんですが。。。

ゼルエル強すぎ - 真 もわ爛漫

当然そうなると、旧作で言うところの 400% まで入ります。ただ、入り方はだいぶ違います (400% という言葉は使ってませんし、ニュアンスも違いました)。入り方自体は昔のよりずっと良かったです。これを見ると、今回は「レイじゃないレイ」を出さない予定かな (ならアルサミエル対零号機戦もカット?)。単にエヴァに翻弄されて400%になってたのと比べると、今回みたいにところどころシンジの強い意志で限界を突破していくシーンが挿入されるの、個人的には良いです。

個人的にはアルサミエルで自爆したレイ以降のレイはレイじゃない、ということにしているので。。。やっぱりラミエル戦のレイと最後にシンジと手をつなぐレイは物理的にも精神的にも同じキャラであってほしいのです。なので、今回の今までの展開は、10年の歳月待ってやっとこさ期待したシナリオ構成になるという感じでうれしいかも。

今回あえて不満を言うとすれば、アスカがちょっと軽視されまくりな点。前回のボスがラミエルなのに対して今回いきなりゼルエルまで飛びに飛びまくってる関係でか、アスカとシンジとの交流に関係する使徒、全部カットです。超残念です。代わりにレイの行動が妙にかわいいです。なんですかこの萌えキャラ。

対してアスカ。悪くない雰囲気出していると見せかけて、全部死亡フラグです。なんですかこの落差。

ですが、私はレイ派なので別にいいかな、とおもったり。

ただ、アスカが退場するシーンは流石にちょっとひどすぎるかなー、と思いました。見ていて「やめてー」と思わずにいられませんでした。シンジが止めてくれると期待してました。ダメでした。今回のアスカはつくづく残念です。旧アニメで心を癒すしかないのです。

まぁ、アスカは次回予告では「海賊っぽい感じで」元気そうだったので、再登場を期待したいです。一応まだ「処理」はされてないみたいですし。

#すでに「精神汚染されている」という設定にまで話が入っているので、次に登場する時は旧劇場版の復活版アスカなのかも。そうすると、精神汚染担当のアラエルはカットでしょうねぇ。ロンギヌスの槍に関するあれこれも色々今回の新劇場版でカットされているので、アラエルはほとんど用なし。今回、使う使徒を絞りに絞ってますなぁ。

エンディングは新しい歌にしてほしかっただす。前回のBeautiful Worldが良すぎたせいもあるんだけどね。

大体まとめると

  • 今回のボスは「最強使徒ゼルエル (ちょっと展開早すぎ)。ただし前よりさらにキモく、強い。いやーボス使徒の強化は相変わらず徹底してる。。。
  • 今回のヒロインは多分2代目(?、あるいは真劇場版 序からいる)レイ、でほぼ確定?
  • アスカは死亡フラグ満載のちょい役。観客的にはとても悲しいキャラに格下げ?
  • メガネっ子はアスカが自由に使えない故の繋ぎ役っぽい感じ。名前すら出て来ない。。。
  • カヲル君はちょい役。いつになったら仕事するんだ。