真 もわ爛漫

しゃーら、しゃーらしゃーら

運転免許の実技「やっと」受かった

ええ、正直に申し上げまして私の能力不足が悪いんでございます。4回目のdriving test (もしくは behind the wheel test) でした。

ただ、ミスったのは私の失敗ですがそもそも試験受けさせてもらえなかったとかそういうのは私のせいじゃない部分もあるので、長時間かかった理由は一つでないと信じたいです。管理不足という面で見ればすべて私の責任とは言うんですが、まさか嘘をつかれるとは。

まぁ、読者にも有用な情報が多数あると思われるので流れを

基本的な流れ

DMVっつーところに行って「免許取りたい」と言って筆記受けて受かった後、実技を受けて、実技通ったらおしまいです。

日本の免許で一応走れるので、本当に「必要」かと言われればなくても大丈夫なところはあるんですが、「受かりもせずに運転とな?」ってのもありますし、身分証明とか色々な機能があるのは日本と変わらんので、普通取ります。ちなみに国際免許証ですが、あまり意味がないような (レンタカー借りるときも普通の免許で大丈夫だったり)。

筆記試験の内容ですが、「右に曲がる???フィート前からライトをつけなければならない」的な問題が地味にうざいので、一度DMVのWebサイトからハンドブックのpdfをダウンロードして読むのが良いです。公式に配布されているDMVアプリ(あるんだよ!)にいくつか問題が載っていて、特にスマフォのアプリの問題集はユーザビリティもそんなに悪くなくて良いです。iPhone版の方は、ちょっと微妙。有料で問題集出してる人もいて、まぁこれもそんなに悪いものではありません (ただし州によって問題セット違うので、買うときは注意だ)

筆記はその場で複数回受けられます。なんで、いい加減に受けてもでもそんな問題ないです。ただ、間違った場所がどこかは教えてくれないので、その場で勉強するという手はあまり使えません。

実技は1ヶ月くらい後じゃないと予約取れないので、一度ミスるとラグが酷いです。自動車保険に入っていることの証明書が必要で、レンタカーの場合はレンタカー屋からそういう証書をもらう必要があります。

自動車保険の証書をもらう必要があります。

店の人が要らないとか言おうが、必要です。

何度も言います。必要です。

実技は3回受けてミスると仮免許が失効して、筆記からやり直しとなります。筆記の性質的にただの時間の無駄でしかないのですが、めんどくささは半端ない。

最初の書類を提出する時と、たしか実技の再試験のときには金がかかります。現金、デビッドは大丈夫ですがクレジットはダメです。

真実

僕は言ったはずだよ。筆記と実技を受けるんだと。その内容がどんなものかの説明は省略したけど。

DMVなんですが、日本のお役所仕事など相手にならない役所っぷりに鳥肌がたちます。いや、都合7〜8回くらい行くハメになっていて超ぐぬぬなんですが、一回一回の対応もぐぬぬです。ほんと、ぐぬぬです。いや、慣れると単に愛想が悪いだけなんですが、基本的に意思疎通が言語的に限られている状態で「フンッ」って態度は結構きますね。何度もやれば、なおさらですね。

アメリカ人の某人に「DMVにまた行くんだよ」と言ったら「わかる。あれはいやなところだ」的な反応をされ、やはりそういうところなのだということを再認識するくらい気分が良くないところです。

実技試験の試験官の態度は日本と変わりませんが、恰幅のいいねぇちゃんが英語で「でふろすたー!?」とかこっちに聞いてかかるただそれだけで体力減ります。

何ミスったの

  • 路肩に一旦車を止めた上で、縁石にぶつかりもせず離れもせず、前進後退するという操作で縁石にぶつかったのです
  • 緑信号点灯時の右折で歩行者がいないのに止まったのです
  • 双方向各1車線で、ただし中央がアメリカ固有の左右共有レーンで、試験開始直後、DMV外に出るときの左折と同時に間違ってそこに入ってしまい、右レーンに逃げたら「後ろを確認しなかった」ということでその場で即終了したのです

「不必要な停止」は通常減点であって即終了ではないような気がするんですが、信号を無視したことになるようです。ちなみに赤信号時の右折は基本的には許されていて、その場合は一時停止必須です。ひぃ

ちなみに最後に受かったときには15点ミス可能なところ1ミス (信号のないところで不必要な停止) でした。さすがにそこでギリギリということはない。

受かった後に知らない人から「おまえうかったのか!?」と聞かれたのは何の冗談だったんでしょうね。顔に「4回目です」って書いてたわけじゃないんですけどね。

目にする論調全体がゴシップ記事化してる 続き

http://wiredvision.jp/news/201105/2011051821.html

『Proceedings of the National Academy of Sciences』に5月16日付けで掲載された論文によると、「集団は最初のうちは『賢い』が、他者の推測を知らされると、意見の多様性が狭まり、それによって(集合知が)低下する」という。「穏やかな社会的影響であっても、集合知効果に悪影響が及ぶ」
...
研究チームは、精度の低下は3つの効果によるものとみている。1つ目は、彼らの言う「社会的影響」だ。これによって、人々の意見に多様性が乏しくなった。2つ目の効果は、「範囲の縮小」だ。数学的に言うと、正しい答えが推測範囲の境界的な位置に集まったことを意味する。そして、これらすべての要素に拍車をかけたのが「自信の効果」、すなわち、被験者たちが自分の推測により確信を深めたことだ。

以前似たような記事を書いたなぁ、とぼんやり考えてたら、ありました。

目にする論調全体がゴシップ記事化してる - 真 もわ爛漫

ポイントは、最初から明らかに予見された「論壇のレベルの低下」の原因が、その場にいる人がその場の人に与えるフィードバックの数周後にやってくるということだと思う。つまり最初のうちは「結構うまくいくじゃーん」という結果が出るので「予見」が外れて見える。実際、オリジナルの主張では「フィードバックの数周先に甚だしい影響が起こる」というところは強調されてないので、外れて見えたときに言い訳が効かない。ところがながーい目で見ると、主張の「意図」通りに状況が徐々に悪くなっていくということが見えてくる。短期では何であっても社会的な影響は分からんもんだ。

書いた自分でも何言ってんだといぶかる程の適当さですが、まぁ暇があればもう一度読むのも良いかもしれませぬ。……15ブックマークとかついてるなにそれこわい

2011年05月18日のツイート