関西女流メイショウ戦 岩根忍女流初段が優勝

2月5日に行われた第1回きしろ杯争奪 関西女流メイショウ戦勝戦の▲石内奈々絵アマ 対△岩根忍女流初段の対局は、98手で岩根女流初段の勝ちでした。棋譜は2月28日から3月3日にかけてデイリースポーツに掲載されるそうです。

高橋和女流二段が「サルヂエ」に出演

2月8日(水)午後7時58分から放送されるサルヂエ高橋和女流二段が出演するそうです。

話は変わりますが、2月5日付日本経済新聞朝刊文化面に高橋和女流二段の夫で作家の大崎善生氏のエッセイがありました。出産の際は相当な危険があったんですね。少年との交流を織り交ぜた構成はさすがと思いました。

週刊将棋で将棋ソフト対アマ強豪の団体戦企画

週刊将棋の企画でで将棋ソフト対アマ強豪の5対5の団体戦が行われたそうです。週刊将棋2月22日号から掲載が始まります。

将棋ソフトチームの陣営は、激指、KCC将棋、IS将棋、YSS、Bonanza。つまり、これまでの四強+Bonanzaという構成ですね。5月の第16回世界コンピュータ将棋選手権を前にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、そしてアマ強豪がソフト相手にどんな対策を見せるのか注目されます。

プロ対将棋ソフトの対戦も早く見たいものです。

女流育成会 豊田・熊倉がトップ争い

女流育成会第8・9回戦に2月5日に行われ、昇級点獲得の可能性は3名に絞られました。

  1. 8勝1敗(04) 豊田奈都美
  2. 8勝1敗(05) 熊倉紫野
  3. 7勝2敗(01) 伊奈川愛菓(☆)

終戦で豊田-熊倉の直接対決があるため、この上位2名が自力となっています。ただし、この2名はいずれも昇級点を持っていないため、伊奈川にトップを譲っても昇級点を獲得できる可能性があります。とはいえ、伊奈川は上位2名との直接対決にいずれも敗れているので、展開的に言ってトップが取れる可能性は小さそうに思えます。

7日に順位戦C級1組第10回戦

2月7日に順位戦C級1組第10回戦が一斉に行われます。C級1組は上下ともかなり絞られてきているので、現時点での状況をまとめておきます。

昇級の可能性はすでに3名にまで絞られています。

昇級候補の本命だった山崎六段と渡辺竜王の間に岡崎六段が割り込んできました。この3名で黒星は合計2つだけ。その2つはいずれも直接対決によるものです。山崎-岡崎戦が組まれていないのがどう影響してくるでしょうか。岡崎六段は星をまとめることがあるようで、降級点を抱えて順位最下位という状態で6連敗してから4連勝で奇跡の残留を果たした1999年度の順位戦を思い出します。

山崎六段は頭一つ抜け出してあと1勝で昇級が決まります。そして、もう一人の自力は順位の関係で渡辺竜王となっています。岡崎六段は7日は空き番ですから、いずれにしても最終戦まで決着はつきません。

一方、下位の成績は以下のようになっています。(休場者を除いて降級点5名)

  • 23. 3勝5敗(12) 中座真五段
  • 24. 3勝5敗(16) 神崎健二七段
  • 25. 1勝7敗(01) 田丸昇八段
  • 26. 1勝7敗(14) 田中魁秀九段
  • 27. 1勝7敗(22) 淡路仁茂九段(降級決定)
  • 28. 1勝7敗(23) 児玉孝一七段(降級決定)
  • 29. 0勝8敗(29) 石田和雄九段(降級決定)

淡路九段・児玉七段・石田九段の降級点はすでに確定。いずれも2つ目の降級点ですのでC級2組へ降級となります。また、有森浩三七段は2期連続の休場で2つ目の降級点となり、やはりC級2組へ降級です。

残りの降級点は2つ。田中魁秀九段が逃れる可能性は小さそうです。田丸八段は順位が良いので、残り2戦を連勝すれば逃れそうです。そう考えると3勝者も油断できません。