君津いつまでも

tenementでのDJの前に行かなければいけなかった場所は千葉県君津。
渋谷から片道2時間、往復4時間。遠すぎて笑う。
7時半前にようやく到着。タクシーで10分。おお、思ったより若者がたむろってる。
着いたとたんにタッカーのライヴがスタート。
ターンテーブル、エレクトーン、ベース、ドラム、サンプリング、倒立（エレクトーンの上）、炎（エレクトーンの上）、鼻スクラッチ、脱衣、激情、客席にダイヴ…。
十種競技を20分でやり抜いたようなライヴ。ほとんど無酸素状態だろう。
終わったあと、挨拶をし、そのままタクシーを呼んで退散。
「RAW LIFE」（この日のイベント）は16日のお昼まで続くのに、滞在時間30分か。
この模様は、12月頃発売の某誌に反映される。

木更津から、さらに南に電車で5分ほど。君津に、もう一度来ることはあるだろうか？
タクシーの運ちゃんによると、天気が良ければ潮の香りもするらしい。
今は雨で暗闇に沈む工場とパチンコ屋の町。
さらば君津。君津いつまでも。何だそりゃ。

2時間後、tenementに到着。
結局、５時間ほど、ひとりでゆるゆるとかけ続けた。
雨の中、来ていただいたすべての皆様に深く感謝いたします。
また、良い場所を提供していただき、「ひとりでやりたい」などという荒唐無稽な申し出を快諾していただいたtenement猪野さんにも感謝です。
次は来年の一月頃またやろうかと。“頃”というのが、曖昧ですが。