リバー・ランズ・スルー・イット

庭のかぼちゃにまた雌花がついた。うどんこ病がひろがっておさまらないので、なかば諦めていたが、みっつならんで花びらのしたに膨らみをつけている。朝、水やりのときにひらいていたので、雄花をちぎって、受粉してやった。のぞきこむと、黄色のひらひらした花びらが薄緑につながるグラデーションをつくっている奥からめしべがすっとのびて、吸い込まれそう。 ミニトマトも、花が咲いてちいさな黄緑のかたいふくらみができてきた。週末のお昼寝のときに、ビニール紐と鋏をもって庭にでて、倒れかけていたのを支柱に結んでやったら汗だくになった。週末から夏休みで家をあけるが、なるようになるだろう。

リバー・ランズ・スルー・イット [DVD]

宿六が、「リバー・ランズ・スルー・イットのブラッド・ピットはほんとうにうつくしい」といって、TSUTAYAで借りてきた（ヤングガンも図書館ではなくTSUTAYAの借り物だったことを思い出した）。ブラッド・ピットは20代後半、フライフィッシングをしているときの神がかった完璧なうつくしさと、ギャンブルに溺れている危うさとのバランスがぐらぐらして、とにかく魅力的。ヤングガンもそうだったが、おわりの予感に満ち満ちていて、でもここぞというところでは終わらずに持ち越されたカタルシスのともしびが、ふっと風もないのにたち消えになる。