元気になれば病気は治る

 難病のはびこる現代社会。約96兆円の国家予算に対して国民医療費が約40兆円という現実があります。やがて2025年には、約800万人の団塊の世代の人たちが後期高齢者に突入し、認知症を患う人が700万人に達すると言われています。病院をどれだけ増やしても、激増する病人の需要に追い付けないのですが、一体どうなっているのでしょうか?

運がいい人はいない

井上 裕之氏
功成り名を遂げた人が必ず言うセリフに、次のようなフレーズがあります。「運がよかっただけです」この言葉を真に受けて、「私も運がよくなる習慣をしよう」と感化されることがあるかもしれません。

確かに成功した人は、ちょっとしたことをしてもらっただけでも「ありがとう」と言ったり、お世話になっている人に手土産を持っていったり、ジョイントしたら面白いことをしそうな人を結びつけたり、必ず誰かが喜ぶようなことをしています。
それは、成功したことからくる余裕がさせている部分もありますが、日常的に人が喜ぶことをさりげなくできるからこそ、自分がうまくいくような流れを引き寄せることができるとも言えるのです。

成功した人は、やるべきことを、やるべきときにほかの人ができないくらいの量をきちんとこなしているのです。やるべきことを誰もやれないくらいやっているから、必然的に成功したのです。かなりのハードワークをこなしたからうまくいったのだと、成功した人は知っています。ただ「こんなことをやってきたから、成功したのです」と長々とその理由を説明するのも照れるので、「運がよかった」という言葉で片づけてしまうのです。

運がよかったというのは、「やるべきことをやるべきときにやるべき量以上にやった」ことを遠回しに言っているだけです。いい運・悪い運があるわけではないのです。

成功した人は、運がいいように見えるだけです。そしてこの世には、運がいい人と運が悪い人、あるいは成功した人と失敗した人がいるのではありません。「やるべきことをやった人」と「やるべきことをやらない人」がいるだけなのです。

新しい時代の祈り

ベンジャミン・クレーム氏
 わたしは宇宙の創造主である
 わたしは宇宙の父にして母である
すべてわたしから来る
 すべてがわたしに戻る
 心と生気と肉体はわたしの宮殿である
 真我はそのなかにわたしの至高の存在と生成を実現する