利島

利島に行ってきました。
青ヶ島に行こうと思って準備を進めたのですが、ヘリはうまいこと予約できたのですが、宿がとれずに断念。次に行ってみたかった利島に行くことにしました。

利島の宿はあっさり取れました。当初は二泊でお願いしたところ、宿の人から観光は一泊で十分ですよとのアドバイス(?)をもらい一泊だけにすることに。

島へは東京からのフェリーで。深夜に出発して早朝に到着です。青ヶ島に負けず劣らず、高速船の就航率がかなり低く、島へのアクセスは比較的困難です。とは言え、大型船は就航率も高く、のんびり行けば問題ありません。

フェリーから島の形が見えてくると、その荘厳さが感じられます。海の中に富士山が屹立しているようなたたずまいです。これは信仰の対象になるのも納得です。

到着すると宿の迎えが来ています。宿に荷物を置いて早速外へ。まずは山のほうを回ります。

集落の南端に鎮座する堂山神社の脇の道を上っていくとさっそく椿に遭遇。もうどこもかしこも椿だらけです。椿椿椿。この島は椿に支配されています。

西側をぐるっと回って島の南側に。まずは一番神様のあずさわけのみことほんぐうです。苔むした丸石の階段でテンション上がります。お社そのものは小さいのですが、背後にそびえる宮塚山がご神体ですからね。

その足で南ケ山園地へ。ここからは島の南側にある鵜渡根島、新島、式根島が良く見えます。中でも、式根島の形の異常さが目立ちます。このあたりは火山島なので、どの島も「山」の形をしているのですが、式根島だけはフラットなテーブル状。どうやったらこんな形の島ができるんだろうか?

次は二番神様のおおやまこやまじんじゃ。こちらの階段はちょっと短め。名前の由来が気になる神社。

いったん車道に出て、南登山口から宮塚山登山へ。登山というにはかなり短く、ほぼ眺望は望めませんが、展望台からの眺めは最高です。利島村の集落をまさに一望できます。

山をくだっていくと途中に「御穴」の案内表示があったが、よくわからず。後で調べてみると火口跡だった模様。

東登山口におりて、おりのぼりじんじゃへ。ここはちょっとアクセス方法が分からなかった。

お参りを終えて集落に戻る。