Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

スケジュール管理ツールの変遷

スケジュール管理については、その時々の仕事の質・量に応じて、いろいろなツールを試してきた。技術者だった時は、ほとんど自分のペースでソフトウェア開発を進められたので大したスケジュール管理をしなくても済んだが、マネジャーになってからは、並行して進めるタスクが多く、会議なども増えたため、何らかのスケジュール管理・タイムマネジメントが必要となった。

まずは紙の手帳。能率手帳に始まり、Time System (いつも「形」から入る人なのだ)、Bindexを使ったりしたが、ある時期から Palm OS の載った PDA (最初は IBM の WorkPad、のちに SonyCLIE) を使うようになった。これにより Outlook のような電子スケジュール表でデータを管理して他の人と共有すること、そしてそのデータを PDA と同期することにより、外出先でのスケジュール確認ができるようになった。

ところが携帯電話の普及・進化とともに、CLIE は生産中止となり、データ同期ソフト (IntelliSync) も個人向けには市販されなくなった。当時、Palm ユーザ御用達だったサイトも、昨年から更新されなくなっている。

こうなった今、CLIE の使用をやめ、携帯電話に一本化したいと思っている。ところが携帯電話のスケジュール管理機能は今ひとつ poor だし、「携快電話」のような同期ソフトでは、Exchange サーバ上の Outlook データとうまく同期することができない。このため、いまだに CLIE を使い続ける羽目になっている。

そんな折、発表されたのがW-ZERO3[es]だった。従来機種は少し大きいし、使い勝手としてあまりよい評判を聞かなかったので、ほとんど関心はなかったのだが、新機種は「ケータイ 兼 PDA」としてコンパクトにまとまっており、ちょっと心が動いている。