“文学少女”と慟哭の巡礼者
まずその厚さに驚く。400頁弱だぜ。
という訳で、文学少女5冊目。
冒頭のクトゥルフ神話を賞味する遠子先輩に笑わさせていただく。イラストもグッジョブ!
そして琴吹さんが可愛い。兇悪に可愛い! 遠子先輩派の私が転びそうなくらい可愛い!!
と。そんなほんわかラブコメも序盤まで。ついに登場する悪の魔王美羽。ヤンデレVSツンデレの壮絶なる戦い!
シリーズ最大の謎も解かれて、最終巻みたいな展開だったけど…そうか、まだもっと大きな謎が残っていたね! この美しい物語の最終章が待ち遠しい。*1
追記。しかし私ってば、「銀河鉄道の夜」も未読なんだよね。このシリーズはいつも私の隙を突いてくる。良い機会だから読んでみようかな。
*1:その前に出るらしい短編集も愉しみだけど。