添い遂げよ・・・ 『つぐもも』 6巻

つぐもも(6) (アクションコミックス（コミックハイ！）)

地域担当のすそはらいの座を賭けた激戦を制したかずや。
満身創痍となった身に新たに降りかかるは、ドキドキシチュエーションの数々で・・・
前回のバトル中心だった展開から一転、
本作もう一つの特徴である下ネタエピソードが中心な今回。
かずや自身はトラブルに巻き込まれたって認識なのかもしれないけれども、
見てる側からしたらどう見てもご褒美巻です本当にどうもありがとうございます。
例のアレもソフトな描写ながらもありますし、
バトル的な意味でも今後に繋がる大きな伏線もあるし、
ラブコメ仕様の日常パート万歳！って感じですね。
ロリババアも年頃の娘さんも、皆裸でバッチコーイ！
展開的なものからして、実に肌色率が高かったです。
一方で真面目なシナリオ展開としては、
謎が多かったかずやの母親の真相に触れる展開もあり。

これは将来的にかずや自身も同じ道を辿る可能性があることを示唆しているのかな。
そうなった場合に如何にして二の轍を踏まずして解決を図ることになるのか。
今後はそちらの方面も気になるところです。

すなおのすなおによる、すなおのための巻。
何は無くともすなおは可愛い。
一言で表すならばそれ以外に思い付きません。

既に表紙からしてすなおメインであることからも中の無双っぷりが窺えるってもんです。
しかも、表紙では身体に巻いてるバスタオルが、
中扉ではハンドタオルになって露出度が飛躍的に増大していてですね・・・
もう中扉だけでご飯三杯はいけるくらいの勢いですよ。
ライバルキャラが一転してツンデレキャラへと変身を遂げる変遷。
バトルものでこの手の強気ライバル女性キャラと言ったら、
主人公に敗れた後にデレるのが定説だけれども、
見事にそれに沿いながらも抗おうとする様子がたまらんわけですわ。
表紙でもツンっ気を残した表情ですし、これがまたそそられる。
そして今回の展開が展開ときたもんだ。
かずやがすなおの家に行くことになって、
すなおの母親による結婚しろと言う強要で二人とも追い詰められ・・・
今までずっとバトル方面のみに特化したキャラだっただけに、
ヒロインの一人として躍り出てきた今回は、
テンパる表情あり、照れる表情あり、しおらしい表情ありと、
全てが新鮮でなりません。

男女問わず下ネタの餌食となる中、そういう描写のない数少ないキャラでしたから、
ついにその犠牲になってしまったと言うか、ようやく解禁されたと言うか。

裸で抱き合ったり、一緒にお風呂に入ったり、
かずやの目の前で母親にまんぐり返しの体勢にさせられて処女膜チェックとか、

これでもかってくらいに恥ずかしい目に遭いまくりですし、
これまでそういうシーンがなかったのは、今回のためにあったと言えますね。
委員長キャラな千里を差し置く形になっちゃうけれど、
もうさ、既成事実作っちゃえよと。
これ以上先にいってしまうと、確実に有害図書指定を受けて18禁コーナー行きになりそうですが・・・

他の面子も通常運転で主にギャグ方面で活躍中。
身体のサイズがほぼ元に戻った桐葉さんだけど、
やっぱりSキャラなのは見たまんまのロリババアだった頃と変わりないですね。
夜伽にヘイカマンな風に誘ったりと、
そっち方面についてはむしろエスカレートしてます。
成程、これからはロリ担当はくくりが、
色仕掛けと鬼畜攻め担当は桐葉さんが担当するってことですか。
そんな桐葉さんでもさすがに『G』は苦手なようで・・・
知らずに手掴みしてしまったのでテンパって、
ご丁寧に『Gショック』とかボケてから気絶するほどの器用さ。

意外と余裕あるように思えなくも無いですけどね。
一部では『G』を師匠と仰ぐどこぞのグラップラーもいるけれど、
やはり基本的に人類の敵であることは間違いないようです。
そして本作最大の特徴とも言える伝家の宝刀『おにぎり』。
当然ながら今回も健在です。
かみがかりの反動でかずやが動けないのをいいことに、
お風呂ではくくりにチンコを洗われ、

トイレでは桐葉さんに搾り出され。

相変わらず見てて何か大事なものとか尊厳とか失われく気がするなぁ。