“G”が来た!

 
 ヤフオクで中古のマウスピースをポチったのが届いた。
 “G by Meyer #5”というのがそれ。
 
 ほとんど未使用品(買ってはみたものの自分には合わないからと手放したとのこと)が新品価格のほぼ半額で手に入ってしまったのだ。うれしいことではないか。
 
 以前、これと同じタイプの“Meyer #5MM”というのを持っていたのだが、楽器を眠らせていた18年間のうちに所在が判らなくなってしまい、残念に思っていたところであった。
 
 今回、あらためて手に入れた“G”は、以前に持っていた“5MM”とは外見が同じではあるのだが、内部の造り(空洞の形状や容積)が異なっている。息の通る穴がやや狭く、抵抗感が増し、かすれた感じの音になるようだ。
 
 と、いうようなわけで、勝手に中村あゆみのヴォーカルをイメージしていたりする。または綾戸智恵。もしくは青江美奈。←どんどん年齢が上がっていくのは気のせいだ。もんたよしのり木村充揮
 
 

 
 
 右端の“G by meyer”って書いてあるのが今回入手したもの。左の2本と比べるとわずかに小さい造りだね。
 
 真ん中にあるのは20年前にセルマー・シリーズⅡを買ったときに楽器に付属していた、セルマーの“S90-180”。あまり息を吹き込まなくてもよく響いてくれる。写真左端のS80-C★に比べて音程が安定していて吹きやすい。さすがにセルマーが楽器に標準装備するだけのことはある。音色はやや暗めでやさしく落ち着いた印象。
 
 左端にあるのはサックスを習い始めた22年前に買わされて以来ずっとメインで使っている、セルマーの“S80-C★”。素直で吹きやすく、中身がギッシリ詰まっているようなモチモチ感を伴なった明るい音色。写真中央のS90-180に比べて音色に変化をつけ易い分、コントロールがややシビア、というかミスるとそれが顕著に出る。ある意味リファレンス?
 
 と、ゆーわけで、今度の週末、天気がよかったら朝練でさっそくデビューさせちゃうんだぜ。さて、どんな音が出るのか、今から楽しみである。