長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

キャサリンがやって来た


 国際ロータリーの交換学生でカナダからやって来たアシュリーは金沢での生活もそろそろ一年になる。
 今日開催された金沢ロータリークラブの例会にアシュリーの母親のキャサリンがカナダからお越しになられた。
 当然、キャサリンは日本語をまったく話すことができないので、アシュリーが通訳を買って出る事になった。キャサリンの横に立って一生懸命通訳していたが、なかなか難しいようで、途中何度もつまずいていると、『金沢が綺麗な事とアシュリーの日本語能力の高さに驚いた??』とジョークを飛ばしていた。
 その場の空気を察してジョークを飛ばすところはさすがだと思った。途中、菱機工業の北川社長が助け船を出して通訳をしていたが、残された二カ月の日本の生活でもっと日本語も上達するだろう。
 考えてみれば、様々な事を吸収する能力が高い時期に日本で学ぶことは素晴らしい経験になる。
 私たちはついつい、自分たちの狭い価値観の中で物事を判断してしまうことが少なくないが、異国の文化を理解し、自らの価値観が如何に狭いかを知り、大局感で物事をみれば、周りを感じ、お互いに応援しあい、助け合うことの大切さが理解できるのではないだろうか。
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