雨で散々大日三山
大日三山は飛騨山脈立山連峰から連なる大日尾根にある。登山ルートは立山室堂から室堂乗越、奥大日を経るルートと称名滝の登山口から大日平を経て尾根づたいに山頂に至るルートがある。
晴れていれば稜線から剱岳、弥陀ヶ原、立山を眺める事ができる。その眺望は筆舌に尽くしがたいものだ。しかし、一旦雨になればガスって真っ白な稜線は風に吹かれ修行のような山行になる。
9月の声を聞けば山はもう秋だ。日の出は1時間以上も遅くなり、夏の暖かい空気と入れ替わり始める冷んやりとした空気は秋の訪れを感じさせる。
大日三山は何故かお天気に恵まれない。真っ白で全く眺望がない中を雨と風に吹かれて歩くのは修行のようなものである。雨で散々大日三山なのであった。
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