[holiday]ブラナスパ

早くも最終日となってしまった。日本から用意したルピアも底をつき両替が必要だし、オプショナルツアーの支払いのためにHISクタ店経由で街に繰り出すことにした。チェックアウトを済ませ、ポーターに荷物を預けたら夕方、予約してあるスパまで時間はたっぷりある。クタまでの約30分は怪しげな店やあちこちに座り込んで休む人達、すっかり見慣れた車の間を泳ぐように走り抜けるたくさんのバイクなど車窓からの眺めを楽しんだ。こちらの移動のメイン足はバイクで定員はなく、乗れるだけ乗ってもOKならしい。滞在中、子供を間にはさんで家族で乗っているのを何台も見た。最高で5人乗ってたかなあ。そして車もバイクも、まるで無法地帯のようにブンブンすっ飛ばす。事故がおきないのが不思議なくらいの接近あり、無理な追い越しありでここで運転するのは絶対無理っぽい。事故がないのは信号がほとんどなく、停車することがないからかもしれない。流れに沿っていけばOKなのだ。
 
クタはバリの中でも1番犯罪が多い地区だから気をつけてとガイドのスワンダに忠告されていた通り、ヤバイ感じが漂う街だった。HISで支払いや両替を済ませて店を出た瞬間に怪しげな勧誘にとっつかまってしまったし、店がすぐそこだから寄っていかないかと誘う店員も数名いたりで胡散臭く、面倒になってしまってグルリ街を流して元に戻ってきてしまった。HISの入っているクタスクエアは確か去年、ディスコだかレストランだかがテロリストの手で爆破された場所である。それが何処なのか今はまったくわからないが、同じビルにマタハリデパートやスーパーマーケットがあったのでそこで土産ものなどを買うことにした。初日のツアーで見かけた同じ商品がスーパーではかなり安い!ここでお茶、コーヒー、自宅用のジュースなどまとめ買い。買い物は全部ここで出来てしまうし、観光客だけでなく現地のひとも利用するので物価もわかる。さらには駆け引きなしの定価販売だから安心だ。いろんな商品の棚を見て楽しく過ごせた。買い物が済むと昼の時間だった。お腹はそんなに空いてはいなかったがミールクーポンもあるし時間も有り余ってるし免税店に移動する。しかし、免税店で見るべきものがない我々はビールとつまみとパフェなんかでお腹を満たしたらもう用事がない。ほんの1時間ほどでホテルに帰るシャトルバスに乗り込んだ。ホテル近くのスーパーものぞいとこうと今度は自分達の足で散策に出かけたがそれらしい建物は見当たらない。これかな?と思われたのは「そごうデパート」だった。ヒマで入店してみたが、スーパーをのぞいた後だっただけにそごうで取り扱う品はものすごい高かった。いや、日本資本だから日本の物価価格なのだ。誰がバリに来てこんな高い買い物をするか!と思ってたらホテルのフロントでそごうのショップバッグをいくつも下げてる日本人の女のこ達をみかけた。買い物できればどこでもいいのかね。。。。お金持ち日本人!最後にやっぱり、気持ちのよかったビーチサイドでコーラを飲みしばしのんびり。あくせく買い物なんかに行かずにここで一日中過ごすのが1番魂が喜ぶ気がした。


さてさて本日のメーンイベント、スパタイム。バリはリラクゼーション、スパ天国である。いろんなスタイルのエステプログラムが揃っているため、正直決めるのにかなりの時間迷った。バリニーズマッサージも魅力だしブレンドハーブを使ったルルールも捨てがたい・・・だけど、私にはやっぱ、これでしょう。ヒーリング効果大のアーユールヴェーダである。いくつかある、アーユールヴェーダの中でも去年リニューアルしたばかりで本場アラビアンナイト風のゴージャススパ、ブラナスパである。HISのスタッフもブラナは素晴らしいですよ!とお奨めしてくれたし。ちばーにょもマッサージを楽しみにしてたのでふたりで同じコース「アーユールヴェーイディツクドリーム150分」をチョイスした。まずは温水、冷水にかわるがわる、入ること3セット。その後、オイルによるボディマッサージとリフレッシングフェイシャル。これだけでも気持ちいい〜!最高!!なのに極めつけはシロダラという黄金のオイルを第3の目に注ぐもの。これははっきり言って究極の癒しです。隣のベッドのちばーにょも、よほどリラックスしたらしく、シロダラ中はイビキかいてたし(笑)。モスクをイメージしたマッサージルームのムードも非日常的でステキだったしゆうことなし。仕上げにふたりでフラワーバスルームに案内されたときはさすがに面食らったけどお金かけただけのことはありました。しめて、$96のリラクゼーション。ぴかぴかつるつるの体になってから下のカフェで好きなドリンクのプレゼントつきです。
こうしてあっという間に癒しのバリ旅行は終わりになりました。よかったなあ、また来たいねと早くも空港に向かうバスの中で話し合ってしまった程、私もちばーにょも大満足。時間がなくて雑貨屋巡りができなかったのが唯一、心残りありかな? 飛行機降りたらまた現実の忙しい生活が待っているけど、次の旅行資金調達のために仕事も頑張れるかな。