日々のなごはく。

名護博物館ブログ

生きもの+図鑑コーナー

最近、以前に比べると小動物の飼育が増えてきたように思います。
博物館の看板動物にはなれない・・・けど、主役の脇を固める愛すべき生きものたちを紹介します。

なお、以前から紹介している水槽の生きものシリーズはこちら(12345)をご覧ください
(現在は飼育していない種もいます)。

1.アオカナヘビ

「エサ落ちてこないかな?」
博物館庭出身の親から生まれ、この間1才をむかえました(ふ化までの様子はこちら)。
虫かごのフタをあけると、寄ってきます。
(でも、大きな音を立てると急いで逃げていく怖がりです。)
アオカナヘビだけど、こやつは茶色です。
天気の良い日には、博物館庭できれいな緑色の個体(♀)も見られるので、ぜひ探してみてください。

2.アカマタ

今年の4月に、友の会員の方が市内振慶名から持ってきてくれました。
夜活動するので、なかなか姿を見せてくれないのですが、水槽に少し工夫を加えたのでこれからは昼間でも見れるかと
エサは博物館庭にいるカエルなどです。

3.ヤエヤマイシガメ+ミシシッピアカミミガメミドリガメ

裏にあるカメ小屋で産まれた小亀たち。
だいぶ大きくなってきました。
どちらも、もともと沖縄本島にはすんでいない外来種です。
博物館では、野外に捨てられて保護されたカメも飼っていますが、飼える数には限界があります
ペットは最後まで責任を持って飼わなければいけませんからね。

4. リュウキュウノコギリクワガタ

幼虫。今年も座間味さんから頂いたクワガタが羽化しそうです(去年の記事はこちら)。

サナギから羽化してまもない成虫(♀)。まだ色がうすいです。
しばらくしたら土の中から出てきてくれるでしょう。


生きものたちと一緒のスペースに自由に見れる図鑑なども置いてあります。
この中には、去年7月に、琉球大学サンゴ礁生物研究会「リーフ」から寄贈して頂いた図書もあります。

生きものを眺めながら、図鑑を手にとって童心に返ってみてはいかがでしょうか?

〜〜オマケ〜〜

博物館中庭から、高倉とフクギ越しに眺めた青空と雲
すっかり夏らしい空模様になってきました。

(NM)