1/16(2日目)


今回は添乗員さん同行のツアーに、母と参加しました。移動はずっとバスで、6日目まで同じドライバーさん。母がカメラを向けて、始めはバスの中からピースをしていたのですが、下に居る私に気付き急いで降りてきて一緒に撮影。声の大きな、陽気なドライバーさんでした。




ラ・マンチャ地方の風車を見学です。小説の『ドン・キホーテ』にも登場した、白い風車です。写真で見るとのどかな雰囲気ですが、高台にあり風が強く、冗談ではなく飛ばされそうになり恐かったです。母は本当に転びました。




まぶしい日差しに、青空と雲がとってもキレイでした。





10本全部にゴールドの指輪をしたお姉さんの居る、かわいいレストランで昼食。この地方のデザート、見た目より甘くなくて美味しかったです。




オリーブ畑を眺めながら、コルドバに向かいます。かわいいオリーブ。




中心街から離れたきれいなホテルでした。ホテルがかわいいので、ここで過ごします。



夕食まで近くの住宅地をお散歩。




テラスでお茶をしてから、ホテルのレストランでお食事です。前菜のスープと、母が頼んだサラダ。



こちらは白身魚のソテー。松の実入りのクリームソースがとても美味しかったです。前菜もや付け合わせも、少し変わった味もありますがそれも美味しかったです。ですが、量が多いです。そして私はニンニクを沢山取ると、胃が痛くなることを忘れていました。さらにオリーブオイルも多いので、2日目にして早くも胃がおかしくなります。

1/17(3日目)


まずコルドバの市内観光です。ユダヤ人街にある華の小径。町並みと飾られたお花がかわいらしくて、本当はゆっくりお散歩していろいろな路地に入っていきたかったです。「迷子になりそうで楽しい!」をしたかったのですが、ツアーなのでそんなわけにはいきません。ツアー中何度も「また来なきゃ!!」と思ったのですが、ここがそう思った始まりの場所です。




こちらはメスキータ。世界最大級のモスクだそうですよ。中にある沢山のアーチには圧倒されました。そして沢山実ったオレンジのある中庭が、とてもきれいでした。コルドバでもこの後行くセビーリャでも、至る所にオレンジがあって明るい気持ちになります。美味しそうですが、食べても美味しくないオレンジだそうです。




こうやってみると、「南の国」という感じですよね。




バスで約2時間、セビーリャに移動です。ここでも探検したい欲が刺激される小道を通ります。フラメンコの本場で、「毎日公演あります」と日本語で書かれた看板もありました。写真はスペイン広場。建物も立派ですし、タイルが使われた鮮やかな部分も素晴らしかったです。



セビーリャでは、カフェに入って生ハムとトマトのバケットを食べました。オレンジの木の下で飲んだオレンジジュース、気持ちよくて美味しくて幸せでした♪出発前日に一美さんに教えていただいたとおり、オレンジジュースは本当に美味しかったです♪



この日は移動も内容も、盛りだくさんです。約3時間でグラナダへ。アラブな感じのホテル!今までとは違った雰囲気があります。ホテルであまり味のしないお魚料理と、外国な味のするアイスを食べてから、フラメンコショーを見に行きます。




昔のジプシーの生活の場であった洞窟を利用したタブラオで、雰囲気が良いですよね。でも、寒いです。踊り手さんも寒そうでした。そして、日本で見た先生方のショーの時の方が、もっと何かが出ていました。見ているのが「外国人観光客」だから・・・?きっと寒かっただけよね、そうそう、寒かったのよと言い聞かせてみます。最後に踊った男性は、とてもお上手な方でした。その方は見られてよかったです。

1/18(4日目)


午前はアルハンブラ宮殿見学です。日本人の現地ガイドさんの説明付きで、とても楽しく見学できました。こういう所も、ツアーの良い所ですね。外から見た感じと中の凝った装飾のギャップが大きいです。私はそんなに沢山の建築を見てきたわけではありませんが、今まで見た中で一番「おぉーーー!!」と思いました。




水に映ることを計算して造られた場所での、記念撮影。左に母と私が居るのですが、ほとんど見えないですよね。明るい所が明るすぎて日陰がとても暗くなります。今回のスペインでは、こういう写真が多いです。いつも天気が良く、日の光がまぶしいのが印象的でした。ガイドさんにお聞きしたら、1月は空いているそうですよ。ヨーロッパの観光客は3〜11月に多くて1月は日本人がほとんど、だそうです。アンダルシア地方は寒くありませんし、1月のスペインお勧めです!




午後はオプションのツアーで、フリヒリアナへ行きます。その前に、お昼のパエリアです。一瞬美味しそうに見えるかと思います。でも、母が言った「芯のあるお雑炊」という言葉がぴったりでしたー。パエリアはパラッとしていないといけない、なんて決まりはありませんものね。前菜のサラダもお塩大サービスでしたし、デザートのお皿にはみかんが2つ、コロッとのっていました。このみかんは美味しかったです。レストランを出る時に、ドアにミシュランのシールが貼ってあるのを発見・・・。





ヒリフリアナの白い村に到着です。さすが南、暑いです。白い村は本当に白い!!旅行中いろいろな所で「たまらない!」と思ったのですが、ここが「たまらない度」NO.1です。私の「たまらない」はオタクの始まりだったりするので、気をつけないと・・・。





ここの白さや青、ブーゲンビリアやオレンジのお花、まぶしい所と暗い所、小さな路地は何度も思い出します。眺めの良いカフェもありましたし、今度来たら2、3泊しないといけません。




鮮やかな果物もまぶしいですね。



ネルハの鍾乳洞を見学してから、グラナダのホテルに戻ります。ちょうどセール期間の金曜日ということで、グラナダの街もにぎわっていました。今思うと、翌日見たマドリッドの街中よりちょっと落ち着いた感じ。





夕食は自由なので、勇気を出してこちらのお店に入ります。お兄さんが優しくて良い方でした。下はタパス盛り合わせ。これとスペインオムレツを頼み、パンも付いたので、母と二人では充分すぎでした。そして美味しかった〜。今回行った「街の店」では、ここが一番美味しかったです。後から同じツアーの方もいらして、パスタがとても美味しかったそうですし、雑誌に出ていたバールも今回は行けず気になります。「今度の時はグラナダも2,3泊・・・」って、全部で何泊になっちゃうんでしょう。

1/19(5日目)


アンダルシアを離れ、マドリッドに向かいます。途中の休憩で寄った、かわいらしく静かな街。大きなおばさまが歩いて来たので、写真に写り込むように撮ってみました。母が小さくスリムに見えます。




また勇気を出して、マドリッドのバールでお昼。ショーケースを指さして「これ!」と頼み、何か言われましたが「このタコ食べたいの!」と目力を出して、無事にタコが来ました。タコとじゃがいものソテーは、タコがやわらかくニンニクが無くて有り難かったです。カニのコロッケも、パンに合う良いお味でした。美味しいお店に入れて良かったです。




また日本人の現地ガイドさんの楽しい説明を聞きながら、スペイン広場を見学。その後はバスの中から、街観光です。立派な建物の多い街でした!街中で解散して後は自由なのですが、体力の無くなった母と私は「皆様お元気で素晴らしい・・・」と反省しながらホテルに戻ります。




ホテルの近くのスーパー見学へ。衝撃のお肉棚!野菜もダイナミックで、ちょっと食べてみたくても大きすぎて買えません。お魚も大きかったなー。




こちらは冷凍食品、量り売り。これは便利で良いですね。

1/20(6日目)



オプションでつけた、セゴビア観光の日です。世界遺産の水道橋のある北の街。午前はまだ空気も冷たく、気持ちよかったです。写真を見返すと、白い村ではあんなに暑そうにしているのにここでは寒そうにしていて、いろいろな気候を楽しめたなーと思います。




上から眺める水道橋も美しく、街にとけ込んだ感じが良い雰囲気でした。パンフレットを見ると、夜の景色も素敵です。




小さな街ですが見所は多く、こちらの大聖堂は「大聖堂の貴婦人」というニックネームを持つそうですよ。その名の通り、繊細で優雅な感じですよね。うっとり眺めました。ツアーでご一緒だった方の、「建物はどれも素晴らしくてあんなに繊細なのに、どうして料理はああなっちゃうの?」の言葉も思い出されます。たしかにそう思ってしまうお味もありました・・・。




こちらはディズニー映画「白雪姫」のモデルになったお城です。崖の上に立っているので、遠くの景色もきれいでした。中で色々な説明を聞きながらの見学でしたが、後半は「寒い・・・」しか思えませんでした。




お昼は名物子豚の丸焼きです。本当に子豚の丸焼きでした。リアルなので、お写真は控えますね。皮はぱりっとしていて、お肉はジューシーで美味しかったですよ。



マドリッドに戻ってからは、自由時間です。日曜日なのでほとんどのお店はお休みですが、美術館は開いています。プラド美術館も有名ですが、私たちはティッセン・ボルミネッサ美術館に行きました。ガイドブックに出ていて「あ、これ見たい!」と思い、エドガー・ドガの「緑の服の踊り子」を見に行きました。たしか小学校の図工室に飾ってあった気がするのですが、中学の美術室だったかな?小さな時にきれいだな、と思っていた絵の実物を見られたことは嬉しいことでした。想像より小さな絵でかわいらしかったですし、舞台の「あの感じ」がよく分かり、やっぱり好きな絵でした。





その後お客様の洋子さんがお勧め下さった、アトーチャ駅まで歩きます。みどりいっぱいで、池には亀もいます。ずーっとぼんやりできそうな素敵な駅。下から見上げても、上の階まで上がって見下ろしてもきれいです。




みどりを眺めながらお茶ができます。オレンジが積み上げられているのが見えたので、ここでもオレンジジュース♪充分な美味しさと甘さなのですが、お砂糖が付いていましたよ。ここのカフェのお姉さん、みんなアイメイクが激しめでした!

1/21(7日目)

今日はもう帰る日です。朝の7時にホテルを出るのですが、7時はまだ真っ暗で月がきれいでした。色々な所を効率よく説明付きでまわれたり、バスで寝たり窓からの景色をぼんやり眺められたりは、ツアーならではでした。




朝の明るさなのに、何だか寂しげなマドリッドの空港での1枚です。



成田に着いてからの鯛茶漬け、美味しかったです〜。日本の食事の良さも再確認でした。大満足の7日間、ありがとうございました。