朝鮮高等学校の授業料補助について

北朝鮮の軍事挑発行動は、絶対許せない。

これに対する対抗措置として、菅総理は、朝鮮学校の授業料補助の流れを止めるように文相に支持したとのニュースが流れた。

しかし、朝鮮高校に通う子どもたちにもその父母にも罪はないと思う。
ヤフーのアンケートでこの措置が当然だとする回答が圧倒的多数であっことには驚いた。

私は共産党で国民の中でも、議会のなかでもいつもマイノリティだ。

先日、TBSの開局何周年かでドラマがあった。戦前、アメリカのシアトルにわたった日系移民の苦労をドラマ化したものだ。日系人は、戦前、戦中あらゆる辛さんをなめた。民族的差別は許してはいけない。多くの視聴者はそう思い、時には、涙して日系人のドラマを見たのではないだろうか。
ところが、今、北が武力攻撃したから、授業料は取り上げて当然でいいのだろうか。
アメリカ人がやった過ちと同じことの繰り返しではないのか。しかもなぜ北朝鮮出身の人々がこんなにたくさん日本にいるのか。一世は、強制連行されてただ働きにちかいひどい扱いを受けた人々も少なくない。

今は、マイノリティでも仕方ない。しかし、米国は、戦前の日系人に対する過ちを謝罪した。マイノリティでも譲歩できない意地というものがある。