人権感覚のないレイシストたち

 前定例会で「ヘイトスピーチを含む人種及び社会的マイノリティへの差別を禁止する法整備を求める意見書」 を全会一致で採択しました。
 これに対しヘイトスピーチをいまも繰り返している在特会を名乗る人物から公開質問状が区議会に届きました。内容は記すまでもありませんが、第一に「白紙撤回」などと記されています。
 区民の代表である議員が、全員で採択した意見書の重みを理解していないようです。人権感覚のないレイシストには、民主主義はなじまないのかもしれません。
 産経新聞が、曽根綾子氏の「アパルトヘイトをわが国でも実施しては」という趣旨のコラムを掲載し、世界が驚きと非難が沸き起こっています。
 その後、現実にチャイナタウンやLAにリトルトウキョウがあるなどと弁解していますが、言い訳にもなっていません。
 レイシズムアパルトヘイトの同根の過去の遺物です。繰り返してはいけないものが「跋扈」していることは一つの警鐘なのかもしれません。許せないものは許せない。