へぼ将棋、王より飛車をかわいがり

Wikipediaによると
将棋が下手な人が、強力な駒である飛車を大切にするあまり本当に重要な玉将の守りをおろそかにしてしまうこと。転じて、本当に大切な物を見失い蔑ろにすること。「王を取られて飛車逃げる」とも。


これは、相場にも言える。とくに自分のポートフォリオの数銘柄の中からいくつかを切らないといけない時、本筋の守るべき銘柄を切り、本来はいらないボロ株を残す。なぜか?
ボロ株は切れない程、損益を出しているから。
得てしてこの後は切った本命が上昇し、ボロ株はボロ株の株価のまま。
振り返って「やっぱりねえ、あの銘柄はいいんだよ」
でも手元にはもうない。
切るべきは利が乗っていない銘柄であり、守るべきは中心となる銘柄。
決断こそ勇気。

投信設定前の先回り

明日は大和の1500億円投信設定日です。
おそらくは先回り買いがでている感じですが、個別銘柄はとくにこの戻りで逃げておくべきものが多くなっています。
本来は新日鉄(5401)が戻すところですが、相場が終わっていれば800円が限界ということになります。

指数遊び続く他市場閑散


本来は決算発表前でポジションの取りつらいところです。
しかし、先物に限っていえば、崩して買い、買って崩すを繰り返すと仕手筋の思いのままです。
仕手筋は当然外資系です。
今日も225というIndexを中心とした動きが続いています。
昨年の2番天井は4/19です。

いま非常に日経先物が荒らされている背景は

より指数的に仕掛けやすい環境が整ったせいでもあります。
本日などは、クレディスイスの一手買いですが、これも積み上げた玉の解消です。
売り方でも買い方でも大きなところが精算(ポジションの手仕舞い)に向かうと動きは大きくなりますが、反動も大きいため注意が必要です。
なお、環境という意味は、これらの仕掛けがCMEでもドル225先物でもシンガポールでもどこからでも入り易くなったという意味です。

ドル円煮詰まる

G7で全くドル上昇トレンドへの悪材料がでなかったことで、現在は安心買い、が入っているところです。
ただ、本日中にもう少し上のレベル120円近辺へのトライがないと、ここから利食いが入ってくるタイミングです。
チャートはぶれ寸前の動きを暗示しています。
Mチャート30分足