へぼ将棋、王より飛車をかわいがり
Wikipediaによると
将棋が下手な人が、強力な駒である飛車を大切にするあまり本当に重要な玉将の守りをおろそかにしてしまうこと。転じて、本当に大切な物を見失い蔑ろにすること。「王を取られて飛車逃げる」とも。
これは、相場にも言える。とくに自分のポートフォリオの数銘柄の中からいくつかを切らないといけない時、本筋の守るべき銘柄を切り、本来はいらないボロ株を残す。なぜか?
ボロ株は切れない程、損益を出しているから。
得てしてこの後は切った本命が上昇し、ボロ株はボロ株の株価のまま。
振り返って「やっぱりねえ、あの銘柄はいいんだよ」
でも手元にはもうない。
切るべきは利が乗っていない銘柄であり、守るべきは中心となる銘柄。
決断こそ勇気。