1限、経済学史(京大、非常勤)。マルサス『人口論』の方法について講義する。回数を重ねるごとに受講生の聴講態度が良くなっていく。自分の専門のど真ん中ということもあって、とても気持ち良く講義させてもらった。
終了後、大急ぎで東京(池袋)へ移動する。新しい出版物(論文集)の企画会議(15時開始)のためである。
4月28日*1の日記にも書いたように、昨年秋の社会思想史学会セッションを発展させた内容の論文集の出版を計画している。セッション・メンバー4名(K木先生=チーフ、S藤さん、TSDさん、僕)で作成した企画書を、某出版社の某編集者に見せて、出版の可否について検討してもらう。結果は、OKと出た。
執筆予定者全員が執筆依頼を快諾してくれる保証はないので、これから交渉作業を粘り強く進めてゆかねばならないが、最初の大きな関門はこれで突破できた。
人生で初めての池袋の夜。右も左もわからない。
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