雪山のつどい<二日目>

 無事、雪上キャンプの夜があけ、今日もいい天気です。
 あかやん特製の肉だんごケチャップ煮を主菜とした朝食で元気もりもりになり、蛇峠山へのチャレンジ準備をすすめます。

8時30分に遊楽館を出発し、馬の背ののど元まで車で行きます。そこからスノーシューを装着し、さあ、レッツ・ゴーです。

 行きは山道を常に選択して登りに登ります。積雪量はところにより50センチくらいありますが、かたく締まったところが多く、歩きやすい登山でした。途中幾人もの登山者に会いましたが、スノーシューを装着していたのは半分くらいだったかもしれません。山頂までおよそ2時間の山行でした。

 途中、うさぎの足跡、リスの足跡、あかねずみの足跡、カモシカの白骨死体(←これにはびっくり!)などがあったり、木々の膨らみ始めた冬芽を観察したり、きらきらとダイヤモンドのように輝く雪原に嘆息したり、遠くに見える南アルプス中央アルプス八ヶ岳乗鞍岳、御岳の一大パノラマに雄大さを感じたり。

 山頂の展望台まで行って班ごとに記念撮影、それから信玄のろし台あとまで移動して昼食です。班ごとに握ったおにぎり、おいしかったなあ。ほかほか湯気の立つワカメスープも絶品でした!


写真はゆでたまごを食べる(眺める?)少年です。
何か哲学的思索をしているようにも見えますね(笑)

 下山ではソリを交代ばんこで使ってぐいぐい下りてきました。正直それほどソリで楽しめる場所があるわけではないのですが、それでもたまに滑れそうなところを見つけるとワクワクを抑えられないような顔で雪原を見ているこどもたちの表情が印象的でした。

 遊楽館に戻ってから、テントの撤収や寝袋の撤収などを済ませ、閉会式。
 また夏に再開しよう!ってこと約束して、雪山のつどいは終了しました。
 

くずてつ