江原啓之とパワースポットブームについて

いつも拝読させていただいているサイトPANDORAの「パワースポット考」を読んで感じることがあったので、タロットを引いてみました。
(元記事は、http://www.pandora333.net/ningen_top.htmlの最新記事の上にあります)


僕はパワースポットを特集する番組を見たことがないので、誰がどのようにパワースポットを紹介しているか分からないのですが、元記事で触れられていた江原啓之氏とパワースポットについて見てみます。


まず、質問したのは、


Q.江原氏は、高次元の存在(もしいれば、パワースポットの管理者)からパワースポットを世に広めるように命じられているのですか?



三枚とも正位置なので、YESです。


一番右のカード「ⅩⅣ節制」が高次元の存在で、一番左のカード「Ⅴ法皇」が江原氏、真ん中の「Ⅲ女帝」が世の女性達ではないかと思います。
パワースポットブームは女性から広がっていっているので、江原氏(法皇)が背中を押して、女性達(女帝)をパワースポット(節制)へ向かわせているような感じに見えますね。


それでは、なぜ高次元の存在はパワースポットを世に広めようとしているのか意図を知りたいと思い次の質問をしました。


Q.高次元の存在はパワースポットに日本人を集めて救おうとしているのですか?



上段三枚のカードの内二枚が逆位置なので、NOです。
上段一番左のカード「Ⅱ斎王」はパワースポットに行く女性。真ん中のカード「Ⅷ正義」が今回高次元の存在を表しています。
正義のカードの人物の後ろにある建物は神社のようにも見えます。そしてその人物の首には“しめ縄”が巻かれています。
どちらも逆位置なので、ただパワースポットを訪れるだけでは、訪れた人は救われない、ということでしょう。
そして、一番右にあるカード「ⅩⅩ審判」は、高次元の存在(カード上方に描かれた天使)がメッセージを伝えようとしていることを表しているように思います。
そのメッセージは下段のカードに表れています。
下段のカードは、上段で逆位置で出ているカードに対応して、それを改善するアドバイスのカードです。
まず、斎王のカードに対応するカードは「Ⅵ恋人」です。
恋人のカードは、インスピレーション、直感を表します。
なので、パワースポットを訪れる人が、その力を活用するためには、パワースポットを訪れて生じるインスピレーションに気づくことが必要ということでしょう。
次に、正義のカードに対応するカードは「ⅩⅢ」と「Ⅶ戦車」です。
ⅩⅢのカードは、負のエネルギーの源を表します。
パワースポットを訪れる人にとっての負のエネルギーとは、悩みや不安だと思います。
それらの源は葛藤です。
そして、戦車のカードは、“負のエネルギーの源”であるⅩⅢのカードに立ち向かっています。
つまり、正義のカードが表す高次元の存在が、パワースポットへ来た人に助力するには、その人自身が自分の葛藤に向き合い、真剣に解決しようという姿勢になっている必要がある、ということではないでしょうか。
スマイルズの言葉、天は自らを助ける者を助ける、ということです。


まとめると、まず、自分の悩みを解決しようと真剣な心の姿勢でパワースポットを訪れること。
そして、パワースポットという日常を離れた場所を訪れて、自分自身を省みて、訪れるインスピレーションに静かに耳を澄ませること。
この二つがパワースポットを活用するために必要だということでしょう。


高次元の存在は、人がいくら大変な状況にあっても、その人が自分で解決しようという姿勢でなければ力を貸せないようです。
だからこそ、とにかく悩める人をたくさんパワースポットへ集めさせれば、パワースポットの助力を得て、悩みを解決して幸せになってくれる人の数も増えるかもしれない。
それが、パワースポットを世に広めたがっている高次元の存在の意図なのかもしれないですね。
そして、江原氏の役目は、悩んでいる人をパワースポットへ誘導するまで、ということなのだと思います。