じゅびりー

実は先週この記事を書いたのですが、投稿前に消えちゃって、やる気をなくして放ってしまいました・・。
気を取り直して。


もうあっという間に2週間前のこととなりますが、英国女王即位60年記念、ダイヤモンドジュビリー、普段だったら絶対自分では観に行ったりしないのに、たまたまロンドン在住の高校の同級生たちに引っ張られて色々観ることが出来ました。

イギリス人はこんなに女王陛下のことが好きだったのか?と思えるような盛り上がり。街中、洋服屋さんのディスプレイから、何と私の住んでる通りまで、赤・青・白、のユニオンジャック色。沢山のストリートパーティーが開催されているのを見かけました。近年、エリザベス2世の人気は上昇の一途をたどるのみだったけど、でもよく考えてみたら確かに凄いことだよね。60年って。昭和天皇に後ちょっとで追いつくよ。戦後、彼女以外の皇室のトップは居ない訳で、昭和天皇がそうだったように、多くの国民にとって、「国王陛下」と言ったらおじいちゃん・おばあちゃんから孫までみんな一様にエリザベス2世なんだよね。今年は五輪もあるし、去年はウィル&ケイトの結婚も無事に住んで、その盛り上がりに合わせたかのような即位60年。そら女王陛下のことが好きだなぁ、って思ってもおかしくないよね。

まず第一に休日が1日増えたのは私には嬉しい得点。去年も結婚式の日が休日だったから、この調子で増やしてくれないかなぁ・・。年間、クリスマス、イースターも含めてたったの8日しか祝日がないんですよ・・。8日だよ!!おかしくない!?

今回はその8日のうちの1日、5月の最後の月曜日を1週間移動して、そこにもう一日くっつけて、太っ腹の4連休にしたんだけど、雨雨雨雨。1週間前は30℃近くまで気温も上がって夏真っ盛りって感じだったのにさ・・。ま、イギリスらしくていいんだろうけど、寒いよ、何もかも・・。


今回はチャールズ2世以来初めてだという、ボートのパレードがあり、まずそれを観に行くことに。チェルシーからTower Bridgeまで数多くの趣旨のボートが、皇室一家全員を乗せた(凄いよね・・。恐ろしい・・。沈んだりしたら、とか考えないのかなぁ。)豪華客船を囲むような形でクルーズ。私たちはもちろん川沿いなんかじゃ観れないので、近所の多目的催事場のような場所の巨大スクリーンで近くに来るまで観賞。近くなったら慌てて外へ出て、つま先立ちでかろうじて見られるか見られないかの体験。女王があんなに笑っているの、初めて見た。凄いことだ。きっと彼らもこんなテムズ河クルーズなんてしたことないんだろうなあ。

ウィル&ケイト結婚式の時でさえ家から一歩も出なかったんだけど、今回はボートのみならず、パレードまで観ようと頑張った・・。パレードはチラッと衛兵が見れただけだったけど、Trafalgar Squareから巨大スクリーンでバルコニーの挨拶は観れた。そして、それに伴って放たれた、空軍のエアーショーみたいのは肉眼で観る事が出来ました。

雨の中、イギリス人が大勢ロンドン市外からやってきて、貫禄おばちゃんが沢山、ユニオンジャックのタイツで洒落込み、お尻ふりふり大声あげておりました。連休明けて会社に行ったら、パレード観に行った人、誰も居なかった・・。盛り上がっていたのはよそ者ばかりのようです・・。