春なんです
あっという間に4月ももう下旬。は、早い。早過ぎです。
咲き誇っていたサクラも、気付けばもう葉桜。今年ほど、サクラを見上げるときが少ない年もなかったような。
そういえば、つくしにも気付かなかったし。
あの大きな地震、福島での原発事故が起きて以来、なんだか心がざわざわとしています。
朝起きて、仕事に行って、家に帰ってご飯を食べ、ぐっすり眠る。
休みの日には自転車に乗って街にでかけ、ブラブラして、映画を観る。
そんなフツーの日々が、あたり前におとずれることの有り難さを感じます。
そして、そんな日常を奪われた人たちの無念さを思ったり、奪われたくはないと願ったり。
* * *
さてさて、春なんです。
昨日はとても天気がよかったので、歩いてご近所までお使いに出かけたのですが、裏山でとれたというタケノコをいただきました。
なかよし一家のようなタケノコを会社の玄関に並べて写真を撮っていると、庭のニワトリ衆が何ごとかと集まってきました。
いやぁ、なんとものどかな春の夕暮れです。
私はどの季節が好きというより、季節の変わり目が好きです(問わず語り)。
私の大好きなバンド、くるりの「東京」という歌の「あい変わらず季節に敏感にいたい」という歌詞が大好きです(完全に問わず語り)。
長袖から半袖へ。あたたかいお茶から冷たい麦茶へ─。
なんだかちょっとうれしい感じがします。
そんな毎日。
(ウメキタ)