湯村温泉と鳥取砂丘、なし狩り①日目

6:05発。天気晴れ。バス回送中は真っ暗だけどお客さんが乗り始める頃からは明るくなり始め、朝日を受けた雲の色がうつくしい。幻想的。
2時間以上かけて全員のお客様が乗り、いよいよ兵庫県湯村温泉に向けて出発!小浜から舞鶴若狭自動車道にのるとき青葉山もキレイに見えた。別名「若狭富士」。福知山から一般道でまずは出石に向かう。「皿そば」で有名な城下町。これまで何度か訪れたことはあるが、今日はここで自由昼食なのでどこの店で何を食べようか楽しみなのだ。
出石に着き、約2時間自由散策。私は乗務員さんとお昼を駐車場から一番近い手打ちの皿そばやさんに入る。駐車場から近いところなんて絶対「穴場」的なそば屋ではないと思っていたけどでもおいしかった。メニューは皿そばしかなく、ご飯ものなんて一つもなかったのがびっくりした。ビールのつまみが2〜3品あるくらい。皿そばは5皿で1人前。とろろと、生卵がつく。だしは花瓶みたいなでかい白い徳利に入っている。見た目はそんなに量もないかなと思っていたのに食べてみたら不思議なことにお腹いっぱい!なんと、ほんとに満足満腹。びっくりした。3人とも「うまかった〜」と言いそのそば屋を後にした。
ガイドさんと私は、その後すぐ別腹でそソフトクリームを食べに行く。朝から出石に行ったら食べたいねと言っていたのだ。そばで予想外にお腹いっぱいになったとしても、計画は変更できないもの。ここ出石にはソフトクリーム屋さんがいっぱいあって、しかも種類が豊富で、黒豆ソフト、そばソフトなんかはここ独自のものでかなり興味あり。私は3段で「黒豆、抹茶、そば」にした。ガイドさんは「もも、抹茶、そば」だったかな。

おいしかったです(^・^)
もちろん肝心の観光もその後歩いて見て周った。出石城址や、辰鼓楼、桂小五郎の潜拠跡などなど…。天気も良くて散策日和だった。
出石から湯村に向かう途中で、猿尾滝という滝の見学。ここも来るのは2回目。かなり前に一度来たことがある。滝の中に猿の顔に見える岩、マリア様、観音様に見える岩がある。こじつけのような気もしないではないが…。
湯村温泉に15:40くらいに入り、夕食まで近くの"荒湯"と呼ばれる源泉でゆで卵を作る。98℃のお湯の中に生卵を13分ほど入れて茹でる。荒湯の近くには「足湯」もあるので、茹で上がる間は足湯に入って待つ。山間を流れる川岸にあり、景色なんかもいい。
夕食は宴会で、食事もとてもおいしかったし、旅館の仲居さんはとても親切で温かみを感じた。旅館は"人"だと思う。ちょっとした気遣いでぐっとその宿が好印象になる。料理に出た但馬牛はとてもおいしかった。私はどっちかというと味音痴なほうだけど、本当においしいお肉というのはやっぱり違うと思った。宴会も盛り上がった。今回のお客様は40名で、男女ちょうど半分半分だった。女性同士のグループ、男性同士のグループでバスの中から本当に楽しそうにされていた。宴会で、カラオケのリクエストが殺到し私は曲名探しと司会で忙しかった。
2時間の宴会も終わり、部屋に戻りお風呂に入り爆睡。一日はあっという間。