Pocket PCは、もう要らない?

 今使っているケータイは、auA3012CAです。この機種を選ぶための他機種との比較ポイントは、通話品質、カバーエリア、通信速度、メールの仕様、PIM機能、デジカメ機能、メモリ容量でした。

 目下の不満は画面解像度、デジカメ機能(解像度とマクロ機能が無いこと)、動作速度、メールの仕様ですが、画面とデジカメと動作速度は、今回発表された新機種のいずれでも解消されていそうです。リプレースの候補はカシオのA5403CAか、三洋のA5503SAで、前者は今使っている機種からの正当な進化を、後者はFMラジオ機能に期待しているところです。私の行動範囲は千葉の田舎方面中心なので、FMラジオがどこまで受信できるのか気になるところです。

 今度の新機種は、全機種がQVGA画面を搭載していると言うことで、メールやWeb、PIMの環境がどうなっているのか興味があります。現行モデルで唯一QVGA画面のソニーエリクソンA5402Sは、メールやEZWebの画面が、従来の狭い画面を単に引き延ばして表示しているだけなのを知ってがっかりしましたが、今回はQVGAを活かした画面になっていることを期待しています。

 さて、ここまでケータイが多機能化すると、Pocket PCの存在意義がだんだんと薄れてきます。少なくても私の中では。キーボードが無い時点で入力用途には使いませんし、AV系も滅多に使いませんから、画面解像度が同じでPIMの閲覧もできるなら、ケータイで済まそうと考えます。また、メールについてはケータイのメール(EZWebマルチのメール)がありますし、PC向けのメールはsigmarion IIIで処理するので間に合っていますから、いよいよPocket PCを使う理由が無くなってきます。いっぽう、CLIE T650については、ソフトウェア環境的な資産(というか使い勝手かな?)があるため使い続ける理由が残ります。

 こう考えていくと、仮にケータイの新機種が3万円位だったとしても、さほど高い買い物ではないのかも知れません。でも、3万円は絶対的に高額でもあるし、機種変更するなら家族の分(+2台)も同時に変更したいので安いに越したことはないでしょう。(^^;)

 はやく、実機を見てみたいです。