今日は土曜日

◇蓮が咲き始める
 会の機関紙「けんさん」編集も、昨日の深夜で何とかメドがつき、今朝は気分転換にオカザキさんを6時頃に起こして散歩に出かける。最近、何時に寝ても朝早く目が覚めるのは歳のせいだと諦めている。
 実は、そろそろ蓮が咲き始めるのではと気づいたのだ。我が家・多摩実顕地のそばには、何か所か蓮池がある。それが「大賀ハス」と言われる古代ハスなのである。
 大賀一郎博士が、千葉県千葉市検見川の落合遺跡の中から、今から2000年以上前の古代の蓮の実を発見、それが発芽・開花した蓮(古代ハス)である。
 ちょっと、まだ早いが咲き始めていた。

 帰りに、ねむの花を発見。この花を見ると「夏だなあ」と僕は思う。


◇午前中は「のんびり」しよう
 散歩から帰ってきて、機関紙「けんさん」の紙面づくりのイワタさんと連絡を取り、何か所かの変更や写真も入れ替えをお願いする。
 午後は、モンゴルのお客さん夫妻を埼玉のヤマギシの村・岡部実顕地に案内する予定がある。それまで、午前中は「のんびり」しようとブログを書いている。
 そういえば、昔は土曜日の事を「半ドン」と言っていたのを聞いたことがある。仕事を半日だけしたので「半ドン」かと思って語源を調べてみた。

オランダ語の休日を意味する言葉「ドンタク(zondag)」が江戸末期に長崎の出島界隈から徐々に広がり、日本でも一部では休日という意味でこれを使うようになり、土曜日は半分だけ休みだと言うことから「半ドンタク」略して「半ドン」となったとする説。
○明治時代の午砲からという説。明治時代には、東京始めいくつかの主要都市では正午になると時報代わりに大砲を発射(もちろん空砲)していた。この大砲のことを午砲と言いい、そのドンッという大きな音から「ドン」呼ばれるようになり、土曜日はこの「ドン」が聞こえるまでの半日の仕事と言うことで「半ドン」。

 実は、なんで「半ドン」にこだわるかというと、モンゴル語でも、土曜日の事をこれに似た意味で呼ぶのである。
 日曜日は、「完全に楽しい日」 ブテンサェン ウドゥル
 土曜日は、「半分楽しい日」 ハガスサェン ウドゥル 
 モンゴル民族も、このあたりが面白いし、我々と感覚的に似ているのである。