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黄昏通信社清算事業団日誌

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2017-10-05

「葛飾北斎 冨嶽三十六景 奇想のカラクリ」 太田記念美術館,2017

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泊まり勤務で、特に予定のない日、というわけで妻とふたりで出かける。葛飾北斎展於太田記念美術館

富岳三十六景、実のところちゃんと見たことはほぼ全くなく、どっかで一枚二枚は見てるかも知れないけど四十六枚全部出してくれるってんだからこれは有難いというもの。実際見てみるとまあこれが面白い。いくつかのテーマに分けて、そこそこ親切な解説文がついてたりもするんだけど、技法とか表現とか構図とか、手を変え品を変えよくもまあというぐらいいろいろやっている。これが七十越えてからの仕事だってんだからやんなっちゃう。死ぬまで「上手くなりたい」と言いつづけていたというのもうなずけるし、ほんとに絵え好きだったんだね、って思った。


個別の絵で印象に残ったのは「御厩川岸より両国橋夕陽見」(両国橋を脇から描いた奴)。対岸の家並みと松林が輪郭線なしで描かれていて、それが黄昏の迫る時間帯の明るさと暗さを過不足なくあらわしている。手前に描かれている川の水の流れがいかにもぐいっと力強いのとは逆の静けさがとてもよかった。

神奈川沖浪裏図」は超有名な奴だけどおれはすごく好きで、構図も視点も状況もあり得ないけど、波は迫力がある一方で細かいしぶきが丁寧に描かれているし、舟は波で真ん中を隠されて二つに分かれて見えて危うさが増しているし、空と海の色づかいもいい。

あとは「駿州江尻」(草原で急な風に吹かれてる奴)。みんなぐっと下を向いて少し脚を曲げて踏ん張っているさまとか、笠を飛ばされたひとりだけが顔を上げて笠の方を見ているのとか、本当に見てきたように描いていて、それが浮世絵というアブストラクトな画面に落としこまれているのがいい。女の人の懐紙はいくらなんでも飛ばされすぎで、それはちょっと笑っちゃう感じだったけど、北斎はどうだどうだ、って勢いで描いてたんじゃないかと想像する。


あと、折からの応為さんブームに乗ってか「吉原格子先図」も一緒に出ていたので有難く拝んできた(もちろん初見)。あまり大きくはないのだが半分は影というぐらい執拗に影を描いている。そこに応為の描きたい形があったのだろう。格子の外にある提灯などの光は溶けるように闇に呑み込まれて、照らし出す人物の輪郭を柔らかく曖昧にしている。一方で格子の隙間からこぼれる室内の明るい光は地面を断ち切るようにまっすぐ伸びている。中央の遊女の表情が見えないことについて解説がついていたけれど、室内の女性の顔がことごとく格子に隠れて見えないことも含めて、あるいは応為にも父譲りの天邪鬼気質があったのかもしれない、なんてことを思った。


ともあれ楽しい展覧会でした。二階の通路の内側のショーケースには『北斎漫画』とか『葛飾北斎伝』とかも展示されてるのでお見逃しなく。富岳三十六景実はちゃんと見たことないや、って人は、このさいぜひ。

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泊まり勤務、早い時間帯に一件対応があって、全然大変ではなかったけど2時間近く拘束される。席に戻ってからは通常業務が結構残っててつらみ。字面上はまる二日ぶんの労働時間だけど通常業務は一日分できればいいほうで、忙しい時はちょっと大変だったりする。まあちゃんと給料出るし明けの日は休めるんだからホワイトもいいとこだけど、昔はやっぱり明けも働いてたらしい。

2017-10-02

『眩(くらら)』 朝井まかて 新潮社,2016-05

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眩

葛飾北斎の次女、お栄、のちの葛飾応為の生涯を描いたフィクション。この人についてはわかっていることは多くなく、生没年も不詳、どこでどのように死んだかも判然とせず、本人の作品と確定されているものも十数点しかない、という感じらしい。あとは親交のあった人物からのほんのわずかな言及がある程度で、人となりとなるとほとんど伝説しか残っていないと言っていい。しかし絵の腕は確かだったようで、北斎の作品とされているものにも応為が手を貸した、あるいはまるまる描いたものも相当な点数あるのではないかとも言われている。


とまあ、そもそも存在そのものがフィクションっぽい人なので、この作品もかなり自由に書かれている。上で書いたお栄に対する言及にはどうも父に似てあまり物事にかまわないたち、というようなものがあったらしく、この作品でのお栄はさっぱりとした性格で、画を愛し、家事は苦手、という風に描かれている。

しかし浮ついたところはなく、あちこちに現実につなぎとめるような描写があるのがうまいところ。たとえば絵の具を作るための仕込みをする場面が複数回登場するんだけど、実際の作業は木の実とか根っことかを日干ししたり土に埋めたりするらしく、汚いしひどい臭いもする地道な仕事だ。でもお栄はその作業をむしろ好きで、ひまを見てはこつこつやっていい色を探している。


母親と弟の存在もいいアクセントになっている。母親は北斎の妻だけに(「だけに」であろう)リアリストで、理解者とは言い難い。人間的にもすごくいい人としては描かれていない。まあ凡庸な人だ。それだけに中盤以降の北斎と妻との関係にはぐっと来る。弟についてはその幼少時から気が重くなるようなエピソードが折に触れて描かれる。ぼんやりと不穏な気配がつきまとう感じは血縁ならではのしんどさがある。

北斎の家に出入りしている絵師、善次郎が飄々としたキャラクターでいい味を出している。どうもそれなりの家の生まれらしい、上手いとは言いがたいが色気のある絵を描く、口が達者で女にはやたらもてる、とけれんみあふれる人物だが、要所要所でお栄の人生に深く関わってくる。吉原にいる年の離れた妹たちの描かれ方もよい。近くを通っているはずなのになかなか道が交わらない様はどうにも切ない。

北斎そのひとこそはこの物語のもうひとりの主人公だ。当代きっての凄腕の絵師であり、とにかく絵を描くことに貪欲であり続けた怪人物ユーモアたっぷりに書いていて、大変愛すべきキャラクターに仕上がっている。当時としてはたいへんに長生きしたことはよく知られているが、最後まで向上心を失うことはなかったという。もちろんこういう人物の周りの人は多かれ少なかれ振り回されるわけで、お栄もその例外ではなかったのだけど。


しかしなんといっても葛飾応為といえば『百日紅』である。作者が言及しているかどうか知らないが、あの偉大なる先行作品を意識しなかったはずはあるまい。でも両方読んでみて、立ち上がってくるお栄の人物像にそれほど大きなブレがないことが個人的には嬉しかった。まるでそれぞれの作品がお互いを補完し合っているかのような、まだ書かれていなかったエピソードが書かれていてそれを読んでいる、というような感覚があった。それはわずかな史料からこねあげられた虚像なのかもしれないけど、それを共有できているという幻想を抱けるのは嬉しい。


クライマックスでは応為が集大成といえる作品に挑む。後世で代表作と見なされるようになったその絵には、見事な光と影が描かれている。これを人生の反映と考えるのはあまりに安直ではあろうけれど、でもそれなりの人生経験を踏まなければ中々達することのできない境地ではあろう。この世に痕跡をほんとうにわずかしか残さなかった絵師が、自らの名を刻んだ絵を残してくれたことは喜ばしいことと思う。


そこから晩年の暮らしと、軽やかでどこか寂しい終幕まで、きっちり書いてくれているのもよかった。

面白くよくできた作品でした。『百日紅』好きな人には強くおすすめします。そうでない人にも、普通におすすめします。そして、これを読んで『百日紅』未読の人には『百日紅』を強くおすすめします。

2017-10-01

NFL 2017 -- Week 4

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シーズンの 1Q が終了。毎年のことだが、はやい。

Chicago Bears (1-3) @ Green Bay Packers (3-1)

94 勝 94 敗 6 引き分け。

サーズデイナイトフットボールで対戦した両チームの、この試合の前までの直接対決の成績である。ここ何年かは圧倒的にパッカーズが強く、長年続いていた負け越しを昨年とうとうチャラにした。逆に言えばベアーズがそれだけ勝っていた時期もあるということでもある。いずれにせよ、NFL 最古のライバル対決だ。

パッカーズが先攻で、最初のドライブはめずらしくランプレイを中心に出していく。モンゴメリーのランが面白いように出る中、時折混ぜるパスもぽんぽん決まってゴール前へ。最後はアダムズへのタッチダウンパスで、あっという間に 0-7 と先制した。

ベアーズは返しのドライブの1プレイ目でプレイアクションをしかける。しかしパッカーズ LB マシューズは惑わされることなく一直線にグレノンに突っ込んでいき、サックされたグレノンがたまらずボールをこぼしてしまう。ボールは後方に転々として3ヤード地点でパッカーズリカバー。またパッカーズの攻撃になり、3プレイ目でロジャーズがコブへのタッチダウンパスを決めた。0-14。

これで試合の興はだいぶ削がれてしまった。その次のドライブもベアーズは敵陣まで入りながらセンターと QB のミスコミュニケイションでファンブルロスト。思わぬタイミングでスナップされたボールがグレノンの足に当たり、ディフェンスラインのはるか裏までぽこーんと跳ねて行ってしまった。コントかよ、みたいなプレイでベアーズはこの日ふたつめのターンオーバーとなった。

攻撃が得点にたどり着けない中ベアーズディフェンスは頑張って 2Q 中盤まで追加点を与えなかったが、ここで今度はグレノンインターセプトを喫する。返しのドライブでロジャーズはネルソンに 58 ヤードの超ロングパスを通し、2プレイでタッチダウンにしてしまった。0-21

それでもグレノンは前半最後のドライブでずばずばパスを決め、最後はライトへの5ヤードのタッチダウンパス。これで 7-21 として後半に望みをつないだが、後半もベアーズは冴えないゲームを続ける。最初のドライブでは FG 圏内まで行きながら K コナー・バースが 47 ヤードを決められず 7-21 のまま。で返しのドライブでタッチダウンを許してしまい逆に差を広げられる。その次のドライブでグレノンがまたインターセプトを喰らってしまい、勝負あった。

まあ両チームの現時点での力の差がはっきり出た恰好だが、それにしてもグレノンは酷いパフォーマンスで、そろそろほんとにトラビスキーを出せという話になるのだろう。ちょっと勝負にならなかった。

パッカーズはとうとうベアーズとの対戦成績でひとつ勝ち越した。これは 1933 年以来のことだそうだ! 安定した試合運びは流石のひとことだが、怪我人が多いのは気になるところ。特に最初のドライブでいい走りを再三見せたモンゴメリーが肋骨を折って退がったのは痛い。現時点の状況では離脱は長引かないかもしれないとのことだが……。


最終スコア:CHI 14-35 GB

New Orleans Saints (2-2) @ Miami Dolphins (1-2)

ロンドンゲーム@ウェンブリー・スタジアム。たぶん日本でやってもこうなるかなーとは思うのだけど、ロンドンの人たちとりあえず手持ちのジャージ着てくるのでペイトリオッツのジャージの人とかけっこうたくさん居る。その辺のおおらかさは海外興行ならではだなーという感じがして個人的にはわりと好きです。

先攻はドルフィンズ。カトラーが短いパスで刻みながら前進し、途中反則2回で 1st&25 となった場面もあったがセインツホールディングに助けられてドライブ継続。4ヤード地点まで攻め込んで 1st&Goal となるが、ここでカトラーが痛恨のミス。右ポストルートに走ったトーマスへループパスを投じたのだが、これが明らかに短く、ついていた DB に取られてしまう。FG は確実な距離まで来ていたのに手ぶらで帰る最悪の事態で、さらに悪いことにはこれがドルフィンズのこの日一番よかったドライブだった。

セインツもほめられたできではなく、返しのドライブはレッドゾーンまで進むもホールディングで下げられて FG 蹴って外す、という流れるような無得点。結局前半はあやうく 0-0 で終わりそうになったところ(もしそうなっていればリーグで6年ぶりだった)、終了ぎりぎりでセインツFG を決めて 3-0 で折り返した。


後半最初のドライブでセインツは初めてのタッチダウン。途中 4th&1 をブリーズが自らボールを持って更新すると、最後は右サイドフラット寄りに走ったトーマスへ3ヤードのタッチダウンパス。これで 10-0。

ドルフィンズはこのあとはほとんど 1st ダウンも更新できず、パントを蹴り続けることになる。後半の 1st ダウンは3回だけ、それもすべて別々のドライブでこれでは勝負にならない。ついに最後まで得点をあげることができずに試合が終わってしまった。カトラーは 20/28-164yds でひどく悪くもないのだが、インターセプトが致命的だった。

セインツは課題だったディフェンスが(ドルフィンズとはいえ)完封して 2-2 になり、これはわりと好ましい流れかもしれない。ブリーズも 29/41-268yds-2TD となかなかいいスタッツだった。


最終スコア:NO 20-0 MIA

Indianapolis Colts (1-3) @ Seattle Seahawks (3-1)

サンデーナイトは今季(おれが)どちらも初めて見る両チーム。

シーホークスFG で先攻した後、コルツはセイフティで2点を返す。ここはスクリメージに5人並べてファイヴメンラッシュと見せておいてスナップ時に LB ふたりが下がり、スリーメンラッシュの形にしてからディレイDB(たぶんニッケル)が入ってくるという凝ったパスラッシュで、シーホークスオフェンスラインが対応できず、タックルを受けたウィルソンはエンドゾーン内で慌てて投げ捨てたが膝がつく方が早かった。

ブリセットの自陣での不用意なパスをコールマンがリターンタッチダウンしてシーホークスは 2-10 とリードを広げるが、コルツも返しのドライブですぐさまタッチダウンを返す。ブリセットがフィールド中央をスクランブルで駆け抜けて 25 ヤードゲインしたプレイが印象的だった。ツーポイントコンヴァージョンは失敗して 8-10。

さらに返しのドライブでウィルソンのパスをインターセプトしていい位置からの攻撃をつかむと、コルツはこのドライブもものにする。最後はブリセットが左奥に走りこんだモンクリーフにいいタッチのパスを投じる。正直落とした場所はそこまでよくもなかったがモンクリーフの手が強く、もぎとるようにしてタッチダウン。これで 15-10 と逆転した。

前半最後のドライブ、シーホークスはウォルシュが 37 ヤードの FG を外して、15-10 のまま折り返し。


後半最初のドライブで、シーホークスはウィルソンが存分に足を見せる。敵陣 23 ヤード地点の 3rd&10 から、中央を思い切ってまっすぐ駆け上がり、最後はタックルされながら思い切り前にボールを持った右手を伸ばす。ファンブルリスクもあるプレイだがきっちりエンドゾーンに届いていて、タッチダウン。ツーポイントも決めて 15-18 とふたたびシーホークスが逆転した。

コルツはこの後インターセプトからまたチャンスを得たが、FG どまりで 18-18 の同点。

シーホークスは返しのドライブでウィルソンがグレアムへロングパスを決めて敵陣に入ると、RB マキシックが右サイドを鋭く駆け上がって3人ほどタックルを交わして 30 ヤード走り抜き、タッチダウンにしてしまう。そしてその返しの攻撃の最初の1プレイでスミスがボールを投げようとしていたブリセットの右手に手をかけると、ボールが前にこぼれて転々とし、これをシーホークス LB ワグナーがうまく拾ってリターンタッチダウンにする。これで一気に 18-32 となると、コルツは一気に消沈してしまった。

このあと2回の攻撃をシーホークスは両方タッチダウンまで持って行き、コルツには得点を許さなかった。

シーホークスはウィルソンが珍しくインターセプトを二本喫していたが、いずれもやや不運と言えるもので、パフォーマンス自体はむしろよかった。昨季はとうとう全快しなかった足も今年は全く問題ないようで、対戦相手にはかなり厄介になりそうだ。

コルツは急遽獲得したブリセットが意外と悪くなかったが、唯一のインターセプトは最悪の場所で起きて最悪の結果になり、ファンブルロストは試合を決めてしまった。もう二三週間でラックは戻ってくるので、時間がないのがつらいところ。

得点差ほど力の差はないと感じた。


最終スコア:IND 18-46 SEA

Washington Redskins (2-2) @ Kansas City Chiefs (4-0)

マンデーナイト

これはレッドスキンズとしてはいささかもったいない試合だった。1Q に早々とタッチダウンで先制し、次のドライブでも敵陣1ヤードまで行きながら FG どまり。その後もチーフスに逆転は許したものの決定的な主導権は渡さなかったが、4Q で 17-20、敵陣 22 ヤードから奥に走ったドクトソンへのパスが両手に入りながらも決まらず、これも FG どまりになってしまった。最後は 20-20 からチーフスがタイムアップ FG を決めて、と思ったら4秒残っていて、レッドスキンズが最後のラテラルパスを試みるも普通に通らずファンブルとなり、ジャスティン・ヒューストンがリターンタッチダウンを決めて 20-29 となった。PAT はニーダウン。


最終スコア:WAS 20-29 KC

Other Games

BUF(3-1) 23-17 ATL(3-1):あれ、ビルズまじで強いのでは疑惑。全勝のファルコンズに土をつけた。守りが堅くて、テイラーも無茶が減って、ホーシュカが FG を決める(この日は 56,55 ヤード)。派手さは全くないけど強いチームの持つべき要素が揃っている。あるか? ファルコンズはライアンがインターセプト2本、ファンブルロスト1回と自滅。

PIT(3-1) 26-9 BAL(2-2)スティーラーズが前半 20-0 から押し切り勝ち。レイヴンズはフラッコインターセプト2本とファンブルロスト1。奇しくも上のライアンと同じ数字でちょっとだけ面白い。

CIN(1-3) 31-7 CLE(0-4):…………。いくらなんでもブラウンズひどすぎないか。ここまでいいところのなかったベンガルズにやられたい放題である。ドルトンは 25/30 で4タッチダウン、他方カイザーは 16/34 で 118 ヤード。ガービッジタイムに一本返しているがそれすらよく返したなという印象。初日はいつか。

LAR(3-1) 35-30 DAL(2-2)ラムズの勝ち、はアップセットと言えるのかどうか。相当な点の取り合いで、こつこつ FG を積み重ねたラムズが逆転勝ちした。K ザーラインは 7/7 とのこと。

TEN(2-2) 14-57 HOU(2-2)テキサンズやりたい放題。しかし 57 点とはよく取ったものだ。普通そこまで行く前にゆるめるのだけど、ほとんどウォトスンが投げたらしい。タイタンズマリオタが負傷で下がって途中からキャセルが投げたそうだが、それにしても。

DET(3-1) 14-7 MIN(2-2):ロースコアゲームはライオンズの勝ち。両チームタッチダウン1本ずつなのでかなり渋い展開だったようだ。ヴァイキングズはこの日もキーナムが投げた。16/30-219yds-0-0 だから悪くなかったが、WR/RB 陣がファンブルロスト3つとぼろぼろだった。まあ忘れよう、こんな日もある……と言いたいところだが、RB クックが ACL 断裂でシーズンアウトになってしまった。怪我は忘れてどうにかなるものじゃないからつらいところだ。

CAR(3-1) 33-30 NE(2-2):二年前のスーパーボウルの顔合わせ。ここはパンサーズが雪辱を果たした。おたがい 30 点以上取る殴り合いで、ペイトリオッツは 4Q に 14 点取って追いついたが最後は力尽き、パンサーズがタイムアップ FG を決めて勝ち。ペイトリオッツはとにかく失点が多いのが気になる。

JAX(2-2) 20[OT]23 NYJ(2-2):俺たちのジェッツがオーヴァータイムの末2勝目。パウエルマグワイアでランが 256 ヤード出たらしいが、前者は 75 ヤード、後者は 69 ヤードのタッチダウンランがあって、まあそれ抜かしても 100 ヤード超えてるならやはり地上戦は圧倒したと言えるか。ジャグァーズは 4Q にファンブルリターンタッチダウンFG で同点に追いついたが、OT では実におたがい3回ずつ攻撃した挙げ句に FG 決められて負けという、まあなんというか……。ボートルズも 15/35 と冴えなかった。

SF(0-4) 15[OT]18 ARI(2-2):レギュラータイムはおたがい FG 4本ずつ決めて 12-12。オーヴァータイムはフォーティナイナーズが先攻で、7分半使って 73 ヤード進んだが FG どまり。返しのドライブでカーディナルズがタッチダウンにたどり着いて逆転勝ち。フォーティナイナーズ、いい加減持ってないにもほどがあるという感じになってまいりました。カーディナルズは今季2勝が両方オーヴァータイム。

PHI(3-1) 26-24 LAC(0-4)イーグルズが逃げ切り勝ち。チャージャーズはまたしても 4Q に差を詰めたが届かず。リヴァーズも 22/38-347yds-2TD-0INT とすごいスタッツを残しているのだが。イーグルズはぬるぬると 3-1。全然注目されていないがこれで NFC 東地区の単独1位になった。

NYG(0-4) 23-25 TB(2-1)ジャイアンツも全敗を守った。4Q に一旦はタッチダウンで1点差のリードとするものの、ツーポイントが決まらず、最後は FG でもう一度逆転されて終了。

OAK(2-2) 10-16 DEN(3-1):レイダーズは連敗。カーが 3Q にサックされて背中を傷め、途中交代したとのこと。

(更新おわり)

2017-09-30

バスクのスポーツワンマンライヴ「あっあっあっあっフルパワー100%中の100%!!レベルE気持ちE」 於恵比寿 BATICA

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ひどいタイトルだな!!

というわけで最近のわれら夫婦一押しバンド、バスクのスポーツのワンマンライヴがあるというので後先考えずに予約して、当日子供たちは義母にお願いして行ってきた。BATICA は一応場所を調べて行ったのだがわりとわかりづらくて普通に目の前素通りした。ワンドリンクということでシャンディガフを頼むがこれがなんか妙に旨い。飲み切れなさそうという妻の分までもらって 1.5 杯分ぐらい呑んでしまった。あがるぜー。BATICA はとても小さなハコで、横に四五人も並んだらもういっぱいというぐらい、縦がその 2.5 倍ぐらいかな。チケット完売だったらしいけど 30 枚ぐらいしか出てなさそうだった。

そしてちょっと押して開演。楽屋もなくて普通にメンバーみんな後ろから入ってきた。わー、はじめてみた、バスクのスポーツの人たち。そして一曲目いきなりの「Regatas de Trineras」! 妙に神妙なキーボードのイントロを生で聞けて嬉しい。二曲目は「d.p.」。この曲はめちゃめちゃかっこいい。出だしのベースが特にいいのだ。

ジャンルとしてはプログレッシヴ・ロックってことになるらしくて、それはどうも自他共に認めているところみたいなんだけど、おれは正直プログレまったく知らなくて、その文脈での評価はできない。でも、メロディもいいし、ベースもいいし、長めの曲で主題の旋律を二本持って交互に展開していくところとか、多用される変拍子とか、キーボードの華やかな音色の活かし方とか、そういう様々なところがいちいちツボですっかりはまってしまった。この歳になって新しい音楽にはまることももう無いだろうなと思っていたので、自分でも意外だ。

アルバム『運動と食卓』からの曲を中心に、新曲を挟んで十曲(だったと思う)。最後の曲はもちろんこれだった。


バスクのスポーツ -- Txoko


この PV を妻が見せてくれたことこそがおれがこのバンドを知るきっかけだったのだけど、とにかくこの曲は最高だ。キャッチーなメロディ、聞いてるとなにかを叩きたくなるようなドラム、中盤の執拗な「パッパラッパラッパッ」というフレーズの連発、めちゃくちゃに楽しい。そして後半の、ぱあっと景色が開けるような曲調に変わるところから、最後のとってつけたようなしっとりしたキーボードのパート(上の PV ではここでフェイドアウトしてしまう)、からの、最後の最後のもうひと盛り上がりまで、目の前で聞けてというよりハコが小さいのでほとんど音の中にいるという感じで、すごくしあわせだった。

アンコールは「発泡スチロールに刻まれたヒエログリフの歌詞カード」という小ネタを挟んで「Gernikako arbola」。今のところ唯一歌詞のある曲なのだけど、サビの部分そう言ってたのかー。

ダブルアンコールは冒頭に戻って「Regatas de Trineras」。最後までしっかり楽しかった。


長々と書いたけど、最高と言う以外なにもなくて、ほんとに素晴らしくて最高だった。こんなに小さなところでやってるのもったいないって思うし、もっとお金とってくれていいって思うし、みんなも行くといいですよほんと。おれもまたそのうちに必ず行くので。

ステッカー(さいあく)もらって、Tシャツ買って、帰りました。

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渋谷から恵比寿までは歩いてみたりした。たのしかったな。妻とふたりで歩く機会はなかなかないので大事にしたい。定年になって時間できたらたくさん歩きたい。


ライヴ終わってからはアトレに入ってタイ料理食べた。子供たちがいないときはつい辛いものとかにしちゃう。ガパオライスひさびさに食べたけど味が強くて超旨いね。いくらでもごはん食べられる感じ。あとパクチーもひさしぶりに食べたけどやっぱり好きになってなかった。トムヤムヌードルはむせながら食べた(おいしい)。


そういえばネクストキングってヒロインの名前がみんなハーブ由来だったけど確かコリアンダーって子がいたよね。今思えばパクチーちゃんか……。

プリン

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午前中、子供たちにせがまれて娘の夏休みカレンダーに載ってたプリンを作る。牛乳200ml、砂糖大さじ2、卵2個、バニラエッセンス2滴、でふたつできるらしい。というわけで倍量にして4つつくる。全部よく混ぜて、カップに注いで、電子レンジ 600W で加熱すること2分。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。原始的な味がしてなかなかうまかった。これだとちょっと砂糖多いかも。

2017-09-29

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ミカドグロブダー。別に上手くなってはないけど、ぬるぬると進んで B29 まで。B26 で最後ブラウンと一騎打ちになったの超楽しかったな。一発当てれば倒せる、というルールでこういう一対一の楽しさを提供できるゲームってあんまりないんじゃないかなー、などと思いつきで書いてみる。アトミックロボキッドのバトルモードとか?

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秋葉原、なんでこんなにハンドスピナー売ってるんだっつうぐらいハンドスピナー売ってた。仕入れ値すごい安かったりするんだろうな。

台所のタイマーの電池を買う。あんなでかい図体なのになんで LR1130 なんて半端な電池使ってるのかさっぱりわからない。タイマーなんてでかい音出してそこそこ電池喰うんだからでかい電池使ってくれよう。厚みの問題はあるんだろうけど。あと LR44 も仕入れておく。10 個で 100 円。子供のおもちゃでなんだかんだ使うんだ、これが。

2017-09-28

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健康診断だったぜ。よりによって前日に飲み会アサインしちゃうあたりあほだったな。血圧は上が 110 を切ってまあよし、視力も今年はV字回復して 1.5/1.5 だった。うむうむ。しかし腹囲が 84.5cm だった!! これは手心をくわえられたにちがいないぞ……。


希望の党ってわりとディストピアみのあるネーミングだと思う。みんなの党にはかなわないけど。


ブログツイッターより好き勝手書いていい場所みたいな雰囲気になってますね、おれの中では。

2017-09-27

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団扇屋と古本屋と呑んだ。これ毎年やってるような気がしてたけど日記見てみるに別にそうでもねえな。年に一度ぐらいは集まりたいもんだが、なかなかうまくいかないもんである(主にはおれのせい)。で、下北沢で二軒はしごして例によってだらだらぐだぐだ。だんだん直近の興味とか関心とかは別れつつあるけど、でも面白さは共有できるはずみたいな感じはあって、そこは長年のつきあいならではというところかな。ともあれ細々とでもつながっていければ。


団扇屋がしてくれた「ヴィーガンカレー屋」の話が面白かった。

  • 「致命的な欠点があって、ヴィーガンだから他のお店のカレーいっさい食べられないんだよね」
  • 詳しくは書きませんがこれはほんとうに致命的だったらしいです