黄昏通信社跡地処分推進室

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防犯カメラ

事件や犯罪があったときに、「防犯カメラの映像に映っていた不審な人物を……」みたいな経緯で容疑者を特定することが、もう珍しくなくなった。最初のうちは「うお、監視社会……」とか思っていたけどなんかだんだん気にならなくなって来たし、なんならカメラあってよかったなとすら思うことも時々あって、その変化もわりとあっという間だった。人は簡単にこの手のことに慣れてしまうのだね。そして自分が監視されているかもしれないということにはまったく無頓着なままだ。そう簡単に特定の誰かを監視するために防犯カメラの映像まで参照したりしないと思いたいけど、そんなことわからないし、それが可能か不可能かを権力側が握っている、というのは中々に恐ろしい。そう思ったところで現状が逆戻りすることはよほどのことがない限りないのだろうから、もうそういうものだと思って生きるしかないのだろう。

青のオーケストラ(ネタバレ)

わりとしょうもないネタバレ。今回はハルについて。


ハルちゃんかわいいですね。この、こう、絵に書いたような負けヒロインぶりが……。キャラクター(性格)的には秋音の方が断然負けヒロインぽいんだけども、ストーリー展開的にはハルが負ける未来しか見えない。「実は青野のことを先に知っていた」「幼いころに約束を交わしている」とかは正ヒロインの持ってるアイテムなんだけど、前者は当たり前の事実として処理されており、後者は繰り出したときの青野のリアクションがあんまり芳しくなかった。とは言っても、考えてみるとそれ自体は正ヒロイン性を否定するものでもない、というかそれを覆す展開は全然あり得るよな。むしろいきなり効力を発揮したら印籠のありがたみがない。にもかかわらずハルが負けヒロインぽく見えるのはなんなのだろう。飛びぬけたところの無さ、はひとつあげられるかもしれない。バイオリンはめっちゃ上手いんだけど青野や佐伯とははっきり差があると作中で明らかになっている(ここらへん作者はシビアだと思う)。性格は控えめすぎるほど。作中ではものすごい美人というわけではなさそう(漫画だとみんな可愛く描かれちゃうので判断がむずかしいところだけども)。むしろこういうスペックとしてのヒロイン性が不足しているのかもしれん(要審議)。
デート編はそこに至るまでも含めてとてもよかった。「ふたりで行かない?」という科白をハルが口にすることのなんと貴いことか。それで青野があー、うん、みたいな感じであやふやに承諾するそのリアリティがまたいい。青野はその瞬間までハルのことを異性としてまったく意識してないわけだけど、みんなで行こうかというのに対して敢えてふたりで行きたいと言われたら意識せずにはいられない。でもまだその重みを理解できてはいないわけです。嬉しいか嬉しくないかで言えば嬉しい。で承諾する。断るようなもんでもないから、ぐらいの感じに近いだろう。それから当日に至るまでこれってデートなのかデートじゃないのかみたいな感じでいる、実に恋愛盆暗男子らしいふるまいを見せる。ハルは実質デートのつもりでいるので気合充分、でもそれを見せすぎないように、でもちゃんと可愛く、という感じで当日あらわれる。そして喜んだり落ち込んだりする、そのさまが本当に可愛らしくてよかった。ショートブーツさいこう。……そこへ篠崎を登場させるというのがまた作者の謎にシビアなところで、さすがにちょっとこれかわいそうすぎるのではないか、と思わなくもない。もちろん救いは充分にあるのだけど(ここでの青野は少しかっこよすぎると思う、まあ許容範囲だとも思うが)、初デートにこれ突っ込んでくるのはすごい。あとは、巻末のおまけ漫画で描かれた夕方のエピソードはよかった。ここの青野はちょうどいいかっこよさだと思う。そして、バイオリンを引き取りに行くのを母に頼んでしまうという青野のうかつさはオチとしても処理としてもパーフェクト。

コスのトコ

ひさびさにコストコへ。前回は03-05なので最近年に三回ぐらいのペースでしか行ってないな?? そしてカーシェア事情がまた変わってしまい、直近のスペースにある車がカローラクロスだったのがN-BOXになってしまった。軽ワゴンじゃさすがに無理じゃろー。ということで少しだけ離れたところのヤリスクロスを予約する。今回も(い)が来てくれておれ、(い)、子供たちふたりという陣容だった。9時前に家を出たがもう暑く、ひえー、夏ー、という感じ。駅に行って(い)を拾い、そこからステーションに向かったが、そのほんの少しの間だけでけっこう汗をかいた。ヤリスクロスは初めて借りたが存外でかかった。ヤリスは旧ヴィッツなので小さいんだが、数センチずつしか違わないはずのヤリスクロスは思った以上に大きく感じる。数センチの違いってでかいんですな。あと、収納部のたっぱがあるので、ものがたくさん入るという利点もある。ヤリスはとにかくものが入らんのだ。四人で行く分にはこれで充分と感じた。妻も来て五人となると車内の方が少し手狭かもしれない。カレコはいま料金体系の改定中で、すでにハリアーとかはかつては一番下のクラスだったのだが下から二番目になっていて、8月からはさらにクラスが増えるのでけっこう吟味は必要になってきそう。今回は貴重なデータが取れた。道路は空いていて、環七から直接第一京浜に入るところが一発で右折できたほど。コストコもそこまでの混雑ではなく、二階にすんなり駐めることができた。この陽射しだったので二階に駐められたのはありがたかった。
そして買い物。まあだいたい買うものは決まっているので順番にめぐって買っていく。キャラメルフランを売っていたので買った。鮭は切り身のやつが安くなっていて切ってないやつと1円しか違わない単価になっていたので切り身を買ったが、ちょっと大きさが微妙な感じがなくもない。ミスジは今回塊のやつを買った。自力でばらしてみようというわけ。あとはファミリー寿司(いいほう)を買い、ロティサリーチキンを買い、というお約束の晩ごはん。11時半ぐらいにはレジにつけたので、多分いつもよりは早く回れたっぽかった。フードコートは長蛇の列だったがまあ回転も速かったのでホットドッグとかピザとか買い込み、例によって外で食べる。外に出た瞬間ぱらぱらとやや粒の大きい雨が降ってきてすわ雨かとなったが、ほんの一分程度で止んでくれて助かった。そして(い)宅へ。日頃よりずいぶん早く曲がるルートを提示され、ん?!と思っていると車は平和島を通り抜けて大井ふ頭に入り、みんな大好き357を経由して台場→東雲→晴海→勝どき→築地近辺、という道をたどった。こんな道は初めてでちょっとテンション上がった。(い)宅では今回は特にトラブルもなく、13時50分ぐらいだったのでワンチャン時間内に返せるかとも思ったけど、ぎりぎり間に合わず+20分。もう少し頑張ればというところだけどむずかしいな。あと途中事故りそうになって危なかった。完全に勘違いしていて危険すぎる。
で、今回は(い)に家に来てもらってみんなでごはん食べた。ロティサリーチキン、寿司、キャラメルフラン、おいしうございました。夜までしゃべって解散。次は夏休み明けてからかなー。9月か10月ぐらいに行けるといいですね。ありがとうございました。

東京高専オープンキャンパス

さて今年もやってきた、オープンキャンパス。まずは狭間まで行き、サイゼリヤでお昼を食べる。おれはディアブロ風チキン(なんかいつもこれ食べちゃう、そしてうまい)、息子はタラコソースシシリー風スパゲッティ。サイゼリヤひさしぶりでちょっと楽しかった。そして説明会を聞く。OBの名前で田尻智が挙がるのはお約束らしい。昨年も聞いたし情報も仕入れたのであまり目新しい話はなかったかな。それから今年できたばっかりらしい鉄道愛好会の展示を見たり、各学科の展示を見たりする。社会実装、どんなことをやるんだろうと不思議だったのだが学内で完結してるものも多いっぽく、なるほどという感じ。そんなに社会課題見つからないよなー、知らんけど。あと今年は「高専生と話そう!」というコーナーに行ってみた。ランダムに選ばれた在校生ふたりと二対二で自由に話す、というわりとゆるいシステムだったが、2年生の可愛らしい女子学生と1年生のちょっともさっとした男子学生という組み合わせでなんかフィクションっぽいなーと思った。ふたりとも推薦入学ということで受験対策はあまり聞けなかったけど、勉強や部活についての雰囲気が聞けたのはよかった。部活がっつりやりたいなら多分高校に行く方がいいです、とのこと。まあそうなんだろう。高専生、なんか基本みんな楽しそうなんだよね。オープンキャンパスに駆り出されるような高専生はまあそういうものなのかもしれないけど、それにしても「なんかわからんが楽しそう」というムードが強く伝わってきてなかなかよい。あとは、電気工学科のところにいた五年生がいい感じの話を聞かせてくれた。息子だったらたぶん入ればなんとかするような気はするので、やっぱりどうやって入るかだなー(あたりまえである)。過去問をしっかり時間区切って解くのがよい、とのことなので、来年にはきっとそれをやろう。
というところで撤収。帰りは行ったことなかった方に行ってみようということで少し遠いが逆側のめじろ台駅まで歩いてみる。しかしこう、やたら幅が広いけど大して車が通ってない道路の両側にただただ住宅地が続いている、こういっちゃなんだが面白みのないところで、駅前にもあまり大きくない京王ストアと十軒前後の飲食店街があるぐらいで、これはなかなかしんどいなという感じだった。狭間の方がイトーヨーカドー(※サイゼリヤが入っている)があるぶんだいぶましである。今調べた感じ駅の反対側の方がまだちょっとはましっぽいが、新興住宅地で駅の周りが発展しきらないとかなり厳しいなという感じだった。

七夕

たなばた。とはいえそれらしいことなにもせず。また晩ごはんもらう。この日はビーフストロガノフだった。金曜アイス、この日は息子がパピコというのでおれもパピコにして、チョココーヒー味とホワイトソーダ味をひとつずつ買い、一本ずつシェアした。ちょっとしたことだけどこういうことはしあわせだな。やれるうちにやらなくっちゃな、と思う。

明示してほしい

インターネット上の記事とかウェブページとか、とにかくリソースで、日付が入っていないと大変気になる(ことがある)。調べものをしているときとか、「それでこれはいつ書かれたんだ?」と知りたくなることはけっこうあって、その時にどこにも書いていないとちょっとだけ苛立つ。必ずしも日付を知る必要がない時でもわからないと気になることがけっこうある。他方、これは実感できないのだけど、書かれてなくても別に気にせずスルーして終わってしまうこともあるのだろうとは思っていて、もしかするとそっちのほうが多かったりするかもしれない。でも割合はさておき、気になる時の気になり具合は平均よりだいぶ強いような気がしている。みなさんどうですか?

肉詰め

また母にごはん作ってもらった。ピーマンの肉詰め、春巻き、チャプチェ、枝豆。ありがたい限り。子供たちピーマンは好きじゃないが、それでも息子はひとつ食べたし、娘にもピーマンを剥がして食べさせた。おいしゅうございました。考えてみると母の料理食べることも多分もうあんまりなさそうだな。少なくともカウントダウンには入っているのだろう。ひえーせつない。味わわなければ。