環境と向き合うということ

nekosiro2005-03-22


今日も遅目の昼ご飯を食べながら「徹子の部屋」を見た。今日のゲストは野口 健さんというアルビニスト。(アルビニストって何をする人かな?後で調べよう。環境活動家か登山家かな)四年間と決めてエベレストでごみを拾うことをしていた。エベレスト登山は命の危険もある。四年間のなかでも三人が亡くなってしまったらしい。命を懸けてごみを拾う。現地のサポーターには最初は何で命懸けでごみ拾うのかわかってもらえなかった。環境という考え方がないから村もごみで汚い。しかし四年間一緒にやり続けたら、これからは自分達がやると村人も政府も言ってくれた。 一緒に登ってくれた村の人たちも、エベレストはネパールのシンボルだ。そこから綺麗にしていけば国全体に広がる!と言い、村の中でもごみを拾ったり、ごみの集積所を決めたり分別が広がり、環境が考えられ始めた。環境という考えが芽生えたという。
なぜ彼がエベレストでごみを拾いはじめかというと、エベレストに言ってごみが多くてビックリしたそうだ。しかし色んな国の登山家に、日本人がごみを落としていくと言われ、日本人はエベレストをマウントフジにするのかと言われショックを受けたそうだ。彼はいつも富士山には冬に登っているからわからなかったが、ある時夏に登ってみてわかった。富士の5号目から上は登山客が落としていくゴミ、下は樹海で、産業廃棄物がすごい。そこで彼はたくさんのボランティアとともに清掃登山を始める。年々ボランティアの数が広がり三千人にもなっている。50トンものゴミを拾ったそうだ。
彼は最初は環境問題とは自然と向き合うことだと思っていた。しかしごみを拾っていくうちに、これは人間の問題なんだと気付いたという。ノーベル平和賞を受賞したケニアワンガリ・マータイさんはアフリカで植林をずっと続けてきた。彼は彼女との交友もある。ケニア独裁政権だったから環境問題やるのは民主化の闘い。殴られて牢屋にいれられたことも。そして彼女は仲間達とともに政府を変えた。彼女は日本語の「もったいない」は素晴らしいことだと絶賛する。世界共通語にしましょうと。今度来日して野口さんや沢山のボランティアとともに富士山のごみ拾いをやるらしい。黒柳徹子さんも、私もやりたいわ〜と話していた。私もやりたい。
環境問題は人間の問題、ケニアでは環境を守るために政治を変えようと闘ったというのが印象的だった。私が今、日本でできることは何だろうと考える。まずは環境問題について知ろう。日本の現状、世界の現状。遠くて近い問題を本当に自分達の問題としてとらえるために。そして一歩何かみんなと一緒に行動してみたいな。
ちなみに、私の夫の大破したメガネはフレームだけ変えて再利用することができました。よかった〜