一人でお茶を

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2016-09-30

週刊金曜日の真っ赤なバラの写真がいいぞ!

週刊金曜日 2016年 9/30 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 9/30 号 [雑誌]

目次はこちら http://www.kinyobi.co.jp/

齋藤陽道「それでも それでも それでも」、今週は「バラのポートレイト」、友だちにバラを手渡した、そのときの情景を記した文章と共に、味わってください。

なにか元気をもらえるような一頁になっています。

他には、安倍明恵と対談した三宅洋平につっこむインタヴューや、最近増えている暴発老人についてのレポート、文化面などもおもしろいですよ。

鰻文

志布志市のPR動画だが、例のブレンディの動画と同様に、ネット限定公開動画であればうな子も有りではないかと私は思ったので、ネット上での激烈なる拒絶反応を目にしてああもう私は主流から外れきっているのかもしれないなあと気づかされた。

私企業ではなく自治体がやるのはだめだ、という意見はなんとなくうなずけるような気もするのだが、田舎の小さな自治体がちょっとおもしろいことしようとしちゃいけないんですかね、とつぶやきたくなったりもする。

ブレンディの動画同様、動画内容自体が現実を表しているようにも受け取れる(そこには批評も含まれている)ものになっているので、ネット上という、たとえていえば昔のテレビの深夜枠とか、二番館三番館あたりの映画館で、そういうところを観たい人だけに公開されているとすれば、あのかわいらしい皮に包まれたあやうさは、ちょっとおもしろいよねあれ、な、物件としてあっていいのではないか、と。

しかし、これを、極私的感想としてでも、たとえばツイッターでつぶやくと大変なことになりそうなのですよね。

私にはまだ、ネットでだけ、というと、テレビや週刊誌に比べてもアングラというかマイナーな印象を持ってしまうところが抜けないのだが、今はもう、ネットで公開されたものは、目ざとい人が見つけてすぐツイッターで拡散してしまいますからね。しかし、ツイッター見てる人は、テレビ見てる人にくらべたらまだまだ限られてると思うのですが。

動画の内容がどうのこうの以前に、私は、自分が見て不快感や嫌悪感を持った物件をツイッターで拡散して他の人にも見せようとする、あれが、ある種本能的行為として現れる、そこに興味を覚える。自分がいいと思ったものを人に勧めるというのではない、なにかこう、自分がもらった厄を他の人になすりつけるような、なんだろう、あれは。

これは前にも日記で書いたことと連動してくるのだけれども、いまはまとめられそうにないので。とにかく、我が身をふりかえり、もうそういうことはなるべくしないように心がけたいと思うだけです。

2016-09-25

[]ハドソン川の奇跡

  • 2016年、アメリカ
  • 原題:Sully
  • 監督:クリント・イーストウッド
  • 脚本:トッド・コマーニキ
  • 出演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー

ハドソン川に不時着した機長の手記を映画化。

2009年1月15日、マンハッタン上空わずか850メートルの低空地点で旅客機が急にエンジン停止に見舞われる。サレンバーガー機長(トム・ハンクス)はとっさの判断でハドソン川に不時着、乗員乗客全員無事に救出される。一躍時の人となるが、その後、事故調査委員会の追及にさらされる。……

原題の Sully は主人公の愛称。ベテランパイロットとして思わぬ事故も無事切り抜け、テレビではヒーロー扱いされるが、危険に身を曝した記憶は白日夢として度々蘇る。事故調査委員会の検証でコンピュータによるシミュレーションが根拠に持ち出されることにも苛立ちを覚える。この事故調査委員会の模様がこの映画の見どころ、また、事故当時の様子を無駄なく描いており、いまとなってはこういううまさがクラシカルな味わいになるのがご時世ですなあという感じ。

パイロットして適正だったのかどうかを執拗に探られるせいで、主人公は飛行機が好きだった少年時代や空軍にいた頃に思いを巡らせる。その回想場面がなつかしの航空映画風なのもうれしい。

96分で、航空機事故の場面などの表現は過不足なく、事故調査委員会の場面が本体であるというバランスを崩すことなくスペクタクルしている。このあたりはロバート・レッドフォード「大いなる陰謀」にも通じる好感度高い映画力。昔、色川武大が、アメリカ映画は大作よりも中肉の作品にいいものが多い(そこで上質中肉例に挙げられたのは「アスファルト・ジャングル」だったが)と書いていたのを思い出す―― ま、アメリカ映画は金のかかり方が他国と全然ちがうので、中肉でもアメリカンの中肉となりますが。

ロバート・レッドフォード作品と異なるのは、イーストウッド作品には配給元のワーナー・ブラザーズのロゴがよく似合うところだろうか。

個人的には、日本では、イーストウッドにくらべるとレッドフォードが監督として過小評価されているように見えるのがくやしいのだが、イーストウッドはたしかに良い。SFやアメコミ実写化には食指の動かない方も、この映画なら安心して楽しめるのではないでしょうか。

トム・ハンクス演じる主人公は堅実で人間味があり、ここぞという時に職業人としての凄みも見せる。アーロン・エッカートも好演。

長谷川豊?

はてなブックマークで上位に来てるの見て初めて名前と存在を知った。

それで、元フジアナ、が肩書らしいんだが、もうこの名前出たら読んだらあかんのやなと認識しました。

とにかくページヴュー稼ぎたい人なんでしょ? そういう人いっぱいいるけど、臭いでわかるから、見ないのね、だいたいつまんないし。

関連

一般社団法人 医信 http://ishin.or.jp/

長谷川豊が理事をつとめている。

# なぜか村上龍の某小説を思い出した。いや、わりとゆるい連想なんですが、小説の登場人物は基本いい人になってたし。ただ、村上龍が小説に書くと、そこに表された事象で凶事が起こるというのがファンとして経験的に重なってるので、ちょっとぴくつきましたわ。まあそれはそれとして今後一切、長谷川豊には私ネットで触れたくない。

2016-09-24

[]佐藤忠男『映画監督が描いた現代』NHKテキスト

NHKラジオ第2放送の「NHKシリーズ こころをよむ」2016年7-9月のテキスト、ということで、ラジオ放送のほうは明日が最終回となりますが、語り口調で書かれ各監督の略年譜も添えられたこのテキストは、たいへんわかりやすく、映画ファンだけではなくこれからここで取り上げられた監督の作品を観てみようかという人にも良いガイドになると思います。

目次:

はじめに

  1. ヌーベルバーグとヨーロッパ映画
    1. フランソワ・トリュフォー
    2. ジャン=リュック・ゴダール
    3. アンジェイ・ワイダ
    4. ミケランジェロ・アントニオーニ
  2. アメリカ映画の戦後
    1. ロバート・ワイズ
    2. フランシス・フォード・コッポラ
    3. スティーヴン・スピルバーグ
    4. ウディ・アレン
    5. クリント・イーストウッド
  3. アジア映画の現在
    1. 張芸謀
    2. 侯考賢
    3. 李滄東
    4. モフセン・マフマルバフ

付録 映画監督が描いた現代 その他の監督たち

  • アンドレイ・タルコフスキー
  • マイケル・ムーア
  • ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
  • アキ・カウリスマキ
  • アラン・レネ
  • テオ・アンゲロプロス
  • 許鞍華
  • 王童
  • 李相日

2016-09-23

週刊金曜日の特集は、人工知能

週刊金曜日 2016年 9/23 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 9/23 号 [雑誌]

目次はこちら http://www.kinyobi.co.jp/

AIについてはいろいろ言われていますが、そのほとんどはこれまでSFなどでよく使われた紋切り型の意見が多いような気がします。この週刊金曜日での特集では、文系でもわかる!? という形で、現在AIが役立っている現場の様子や、人工知能研究者へのインタヴューを掲載しています。おもしろいので、ぜひ、読んでください。

特別養護老人ホームでのパルロとパロの活躍ぶりを読むと、パルロやパロに会いたくなります。そんな私は幼少時から現在に至るまでぬいぐるみと楽しくおはなしできる者だったりはしますが。

石原慎太郎は一貫して自身の肉体性に忠実な作家だ

都知事の時にしたことはそりゃ後になって責任問われたりするでしょうよ。

それは避けられない。

しかし、作家としては、ある意味誠実というか、無防備なまでに自分を曝してきた人になるのではないのかな。作家としてはちょっと変わってる体質をお持ちのままずっと書いてきた人というべきか。適切に評価されてない気はしますけどね。

小説なんで極一部の好事家しか読まないんだなあと、言わずもがなのことを再認識させられますね。ま、私もそんなに数読んでる方ではありませんが。

2016-09-16

週刊金曜日の馬の写真がいいぞ!

週刊金曜日 2016年 9/16 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 9/16 号 [雑誌]

目次はこちら http://www.kinyobi.co.jp/

齋藤陽道「それでも それでも それでも」、今週はウマさんの写真ですが、これがいい! アメリカン・ニューシネマの雰囲気があります。ぜひ、見てください。