4月19日 rochefort その1


海辺の街 La Rochelleへ向けて出発。
見所の多い美しい街だが、残念ながらシーズン前のためキャンプ場はすべてクローズ。
仕方がないのでそのまま海沿いに車を進め、 rochefortという小さな町のキャンプ場へチェックインすることにした。

rochefortは、歩いて一周できてしまうほどの小さな田舎町。
何もない町だが、犬を連れて散歩をする老夫婦や買物帰りのおばさんなど、ここで暮らす人々を感じられるステキな町だった。

インターマルシェという近くのスーパーでステーキを買ったが、硬くてポソポソでぜんぜんおいしくなかった。
張り切って焼いたステーキが期待を裏切り、残念な夕食と共に今日が終わった。


【旅の豆知識】
● rochefort
フランス西南部の小さな海辺の町。
1967年に制作されたミュージカル映画で、カトリーヌ・ドヌーヴと実の姉が双子の役で共演している「ロシュフォールの恋人達」の舞台となった町。



●Camping Les sablons
レセプションがとても親切な上、英語が堪能なのでコミュニケーションが取りやすいのが魅力。
EUは英語が公用語のはずだが、思いの外英語が通じないところが多い)
水回りもきれいで値段もリーズナブル。キャンプ場の前のミニゴルフはかなり楽しめる。
ただ、ハイシーズン前は、夜間、入口付近のトイレにしか電気がついておらず、トイレまで遠いのが難点。


●牛より豚
フランスでは牛肉より豚肉の方が値段が高い。
そして、味も牛より豚の方が圧倒的に良いように思う。
スーパーで買ったステーキ用の牛肉は、まるでスープの出がらしを天日干ししたかのように硬くてポソポソだった。
一方、豚肉は柔らかでジューシーでとてもおいしかった。


●すべてが濃厚
日本と比べていろんなものがとにかく濃厚。
クノールスープを明記されている分量の水で溶かしたところ、ドロドロしてしょっぱくて、結局大量の水で薄めないと飲めないような状況だった。
ホールトマトの缶詰も同様で、濃縮還元されたような水分のないトマトがぎっしりと詰まっていて驚いた。