今日、スタジオついでにTCのHall Of Fameを買うつもりで石橋楽器に向かってたのですが、何の気の迷いか近くのKey楽器へ寄り道。
なんとなく中古エフェクターを眺めていると目に入ったのがこれです。
中古で15800円でした。おそらく旧デザインのものなので少し安い価格設定かと思われます。(ちなみに自分は旧デザのほうが好きです)
状態も綺麗で箱、解説書もほぼ新品でした。
このペダルは新しく買う歪みの選択肢に入れてたのでタイミング的にはベストでした。
元々、TCのリバーブも15000円程で二つの価格差も少ないのであまり迷う事無く買えました。なにより中古なので売れてしまったら終わりですしね。
という訳でリバーブはまたの機会に・・・。
試奏はJC-120でしたが、充分に歪み、かつレスポンスも良く、暖かみのある音からシャープでキレの良い音、ODからDISTまでカバーできるゲインコントロールが決め手になりました。
購入後、早速スタジオのマーシャルで使いましたが、和音の分離と抜けが良いので弾いてて気持ちいいです。
スイッチングノイズを極力排除したという宣伝文句にある通りポップノイズは皆無。スイッチも軽めに踏み込めるものです。
Bass Boostのスイッチはロー、ミッド辺りを中心に更に持ち上げてくれますが、低音の輪郭がややボワつくので個人的にはあまり使わないかなって印象。これはスイッチにするよりは普通に連続可変のツマミにして欲しかった。
ゲインに関してはディストーションくらい歪みますが、良い具合にオーバードライブ的な旨味が残っているので、柔軟な音色にも対応してくれます。
正直、メインで使っているAmp Elevenも甲乙付けがたいクオリティなのですが、こっちは強く歪ませると結構ガツガツ出るうえに低音も少し潰れ気味になるので、スッキリと抜けるFlame Driveのが歌ものポップ、ロックバンドには向いている気がします。
ただ手元で音量を絞った時の追従性の良さや全体的な生々しさはAmp Elevenのほうが上ですかね。ゲイン控えめなセッション等だと僕は断然、Amp Elevenですね。
決して安い買い物では無いですが、今のところ不満は無いです。
それにしても歪みペダルばかり増えていくなあー。これはもう仕方ないよね。