エッグ・スタンド

感想ネタバレなので、関係ないことを先に書いておこう。
スタジオライフが出来たばかりの頃、キワモノだな〜。って思ったものだった。「トーマの心臓」チケットなんと三枚当たったんで見に行ったのだわ。その時の感想はう〜ん。一回目見たときは普通かなと思ったんだけど、続けてみたときエーリク役の個だけダブルだったのね。見ていてたまらなかったな。手をなんとかしろ。舞台から去るまで演技しろ。この子が変わっただけなのに全員の芝居が不自然になっていた。年寄り役がみんな若くてなんか年寄りに見られなかった。いつまで続くのかなと思っていたら、この間「十一人いる」やってたんで出来心で見に行った。ところがあれあれ見ないうちに進化してるじゃん。演出もなんかよかった。
で、今回は初めて原作知らないで見に行った。初めて内容知らないでみる、スタジオライフ。流石に長年やってるだけあって、年寄り役の人が板についてきた。一人不自然な人もいたが。踊り子役の子のなかに女の子と見紛うコがいた。すごいものだ。
ラウルと殺人事件の関わり合いはすぐわかるよね。ルイーズの最後もこうだろうなと思う。ラウルと母親の関係ってなんだろうね。それから逃れるのは殺すしかなかったのか。そして殺人者になってくラウル。愛した人を殺すラウル。この時代じゃなかったら母親殺すだけで住んだのかな。なんて事考えちゃったな。レジスタンスの戦いをテロというのは違和感あるな。ドイツ側がいうのならわかるけど、レジスタンス側が自分のやってることテロっていうのは変だよね。舞台がすっきりしているところは私の趣味に合うかな。場面転換がスムーズで良かった。