明治の作品に出てくる中国語&詐欺電話
●夏目漱石 吾輩は猫である
2017/02/07朝日新聞朝刊 193
床の間の前で迷亭君と独仙君が一生懸命に輸贏(しゅえい)を争っていると(後略)
・输赢 shūyíng 勝ち負け
2017/02/15朝日新聞朝刊 198
這裡(しゃり)の消息を知ろうと思えばやはり懸崖(けんがい)に手を撒(さっ)して(後略)
・这里 ここ
●夏目漱石 満韓ところどころ
青空文庫スマホアプリ 13-14p
突然この顔に出食(でっく)わして一驚を喫した。
・大吃一惊 dàchīyìjīng 吃惊(喫驚)の誇張表現。たしか「猫」の中にも「喫驚(びっくり)する」という表現があったような気がする。
●夏目漱石 点頭録
↓リンクの77%のとこ「墺地利」(簡体字は奥地利)オーストラリア
http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=4672
この文章はとても考えさせられるものだった「トライチケ」はウィキペディアによると「ハインリヒ・フォン・トライチュケ」と標記されるようだ。
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午前中電話応対が重なってばたばたし、一息ついたところでもう1件留守録が入っていたことに気づく。
覚えのないIP電話の番号(05053052511)だったので念のため調べてみると、なんと詐欺の可能性が高い番号だった。
https://www.telnavi.jp/phone/05053052511
面倒なのでブロックしようとしたら、ロックナンバーの入力が必要で、どこにメモしてたっけ、とガサガサ探していたら、うっかり発信ボタンを押したようで、通話状態になってて、上記URLの書き込みのように自動音声が流れているのが聞こえてきた。慌てて電話を切ったけど、なんかコワイ。