早大勝ち点 吉永初勝利

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20130602-1136917.html
早稲田が先勝して迎えた第2戦は昨日同様早稲田が初回に先制、3回には小野田がまたも3ランで一方的な展開に。その後も着々と点差を広げ、とどめは東條主将のホームラン!大量援護を受けて今季初先発の吉永は7回を無失点、内田との完封リレーで連勝し、早稲田4位・慶應5位でシーズンが終了しました。
首位打者は.488(=20/41)で大城戸。最終戦4タコで記録更新はなりませんでしたが、ケガで一時離脱しつつも20安打は立派な成績です。小野田は早慶戦で猛追も一歩及ばず。最優秀防御率は1.13(32回4自責点)で齋藤。優勝争いの明法が互いをよく打ったことで繰り上がった感もありますが、法政打線をソロ2発に抑えるなど内容も文句無しでしょう。ベストナインは明治5法政3早稲田1。満票20に対して最少得票が糸原の16、他はみな18票以上と、票が集中する結果となりました。法政が優勝していれば人数が(投手と三塁手の分で)逆になっていたはずで、優勝を目前から逃したのは本当に悔しいと思いますが、それだけに秋は天皇杯奪還に必死になってくるはず。今から楽しみですね。

第1代表の東芝と推薦出場で予選免除のJX-ENEOSとの壮行試合。先発は東芝が一昨日中継ぎで投げた野田に対し、ENEOSは新加入の尾田で、さらに石川・山崎が早速6番7番でスタメン起用。その尾田は選手紹介の時に最速143km/hという触れ込みでしたが、初回からそれを上回る146km/hを計測するなど力で押して2回までを無失点。しかし3回に自らのバント処理ミスもあり満塁のピンチを迎えると、木野にライト前タイムリーを浴び2点を失ってしまいます。
尾田はこの回限りで降板し2番手は小室も、制球が定まらず3連打を浴び1点を失い、さらに四球で満塁とした後に犠飛を打たれ1/3で降板。ほろ苦いデビューとなってしまい、松本との同期対決も残念ながら実現しませんでした。後を受けた沼尾が藤原将に2点タイムリーを打たれ走者をすべて還してしまったことで、小室の自責点は4に。点差も6点に広がります。
ENEOSは6回にようやく齊賀がレフトスタンド中段にぶち込み初得点を挙げるも、直後に北原が服部に2ランを被弾。9回には橋戸賞投手の大城が登板も、服部にタイムリーを浴び1失点。そのまま試合は9-2で東芝が勝利、ENEOSは9失点に得点は齊賀のソロと押し出しだけで、本番に向けて不安の残る結果となりました。

ともかく神奈川からはJX-ENEOSに加え、東芝三菱重工横浜(金港惜しかった…)の3チームが本戦に出場。今年もぜひ黒獅子旗を神奈川に持ち帰ってもらい、来年また企業とクラブの死闘が観られることを期待しています。