題詠マラソン「百人一首」前夜祭

       前夜祭と予告編

 題詠マラソンの勝手な選歌を続けておりましたが、それを土台にして昨年同様百人一首を作る積りだということは、既に何度か申し上げて参りました。現在鋭意作業(?)を進めており、明日中には何とかなるのではないかと思っております。
 選定の手順などにつきましては、10月1日の欄に「百人一首の作り方」として書いており、大体その手順通りに進めております。なお、去年の場合、11月2日に「前夜祭」を、11月3日に本体を、11月4日に「あとの祭」を書いておりますが、おそらく今年も去年書いたことと同じようなことになるのだと思いますので、詳細は省略致します。御関心がおありの方は、御参照頂ければ幸甚です。

 骨組みだけ申し上げておきますと、100の題につき、それぞれ1人の作品を選びます。したがって、作者も100人ということになります。対象は、「題詠百首」の性格上、完走報告をされた方に絞りました。なお、選者の役得で、私の作品も1首入れさせて頂く積りです。

 最後に、去年と概ね同様のセリフですが、さまざまな方々にお詫びと弁解を申し上げなければなりません。
 第1に、参加者全員の方々と短歌の神様にお詫び申し上げます。私より優れた方々も多数おられる中で短歌を選ぶという甚だ不遜な振舞いにつきましてのお詫びです。私の遊び心ということで、お許し頂きたいと存じます。
 第2に、選ばれなかった方にお詫び申し上げます。あくまでも私の「独断と偏見」による選歌ですから、ほかの方が選歌すれば、全く違う結果になったと思います。また、何分多くの作品からの選歌ですから、素晴らしい宝石を見落としている可能性もあろうかと思います。
 第3に、選ばれた方へのお詫びです。題と作者のマトリックスという関係で、参加者のベストの作品が選ばれず、御不満の方も多いと思います。この点は、選者たる私にも不満が残りますが、マトリックスに免じてお許し頂きたいと存じます。
 以上、お叱りを被る前に、予防線を張っておく次第です。これでも相当の労力の産物ではありますので、その労力と、繰り返しになりますが私の遊び心に免じてお許し頂きたいと存じます。

 本日申し上げたことは、現物と一緒の欄で、明日コメントしても良いことですが、本体がゴチャゴチャするのも気に入りませんので、予告編ということで、本日の欄に載せる次第です。それでは、あまり御期待なさらずにお待ち下さい。