「しゃべると残念な人」

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050308/E

ああ、こういうのは確かにありますね。
確かに、いわまゆはあびる的に危険な匂いがします(笑)。
私が今までテレビで見てきた、ある程度のレベルのアイドルの中でももっとも「つっけんどん」な子の一人です。
ただ、グラビア評サイトなどを見ると「とてもプロ根性がある」という意見も見ますし、実際、スタッフがいいのか本人がいいのかはわかりませんがグラビアのレベルは高いです。


ということでバラエティにおけるいわまゆの評価は、私はまだ保留です。


グラビアアイドルのバラエティにおける不思議ちゃんキャラの飽和状態、に関しては、これはもう完全に「アイドル」そのものが必要なくなってる経緯があると思います。
活動の場がないんですよね、とことん。
ハロプロだけが何とかかんとか頑張ってて、あと美少女クラブとかがあって、その他はぜんぶダメとは言わないけど地下化、ローカル化している状況ってのはホリエだとか楽天だとかが金持ちの象徴で、あとぜんぶダメな状況(あくまでイメージだけど)と似てると思います。


アイドルが「アイドル」としての牙城を守りつつ、バラエティ展開するのに便利だったのが「天然ボケ」というキャラだったんですが、これも山口もえとか釈由美子あたりから頭打ちになっている印象です。
視聴者はウソっぽいものが嫌いだし、いったん自分で見抜いたと判断すると興味を失いますから。
だいたい佐藤寛子が処女だ、って主張して否定される場なんて、アイドルに本当は必要ないですよ(笑)。
デーモン小暮閣下に「本当は人間でしょ?」と問う無粋。


でもそれがバラエティと言えばバラエティだと思いますけども。


天然キャラとしての小倉優子とか、大好きなんですけどね、私は。


その次に来たのが、若槻のようなぶっちゃけキャラじゃないかな。で、その前には坂下千里子がいる。坂下千里子をもっとぶっちゃけさせたのが若槻という感じ。
で、さらにハイパー化したらあびるまで行っちゃったと(笑)。
若槻はスキル磨いてると思うんですけどね、あびるには技を磨くほど余裕がなかったんだと思います。


「天然」というのは、「キャラ」で済まされるからいいけど、ぶっちゃけ方面というのはDQN方面にエスカレートさせざるを得ないですからね。際限なくエスカレートさせると、そりゃマズい方向にはなりますわな。
ああ、そういえばあびるの前にYURIMARIというのがいたな。
YORIMARI、やめる直前に「汚れ芸人」の中に入ってましたよ。


それと「汚れ」で思い出しましたが、最近杉田かおるは、著作で「汚れはすべてキャラだった」と言っているそうですが、そりゃアンタ、美味しいとこ取りすぎだろ。
構造としてはTバックで売ってから本出した飯島愛と相似形。


民衆よダマされるな。憧れや希望や、「コイツよりは自分の方がマシ」というような気分を、自身の外部に置くな。