遁走⑤・縁

午前中はさっくり三十三間堂を押さえ、4日間案内してくれた友達と涙の別れ。京都ウルルン滞在記。
午後は一路鞍馬へ。鞍馬山を越えて貴船神社に行く計画で。叡山電鉄も単線で起伏あるところを走ってなかなか素敵。
GW谷間の平日ということもあって人がほとんどいなくて快適。しかしそれ故、女ひとりでの山越えは危険とケーブルカーの人に止められる。凹。
引き返して電車とバスで貴船神社に向かうように言われたけれど、素直になれずに頂上を目指してみることに。熊が出ないようにと手を合わせながら。
神木のところで、山越えしそうな方を発見。一緒に行って下さり、無事山越えを果たしました。
貴船神社の水占い、末吉。肝心なところなのに。
方角:北がよろしい
ということで、奥宮のさらに北まで貴船川を遡りました。水も木々も綺麗で、喧騒から離れる、至福。方角的中。

夕方の貴船神社の光、印象的でした。

夜は先斗町に連れて行っていただく。もし知らずに帰っていたならばあまりに勿体ないというくらい、素敵なところでした。京都ならではのご飯もデザートも美味でしたし、雰囲気も最高でした。
初日に行ったイルミネーションを眺めながら、名残惜しさをいっぱいに感じ、近くの修学旅行らしき小学生に(夜景を見るような時間に外にいるなんて…もう寝る時間でしょ)なんてツッコミ入れつつ、京都をあとに。
東京の憂鬱や閉塞感がすごくちっぽけだったことに気付かせてくれた旅。何より、旅に出たからこその出会い。全てに感謝を。