エゾリスの会 非公式ブログ! RSSフィード

北海道帯広の環境系まちづくり団体「エゾリスの会」非公式ブログ。http://d.hatena.ne.jp/noken/20070517 や[会の紹介]をご覧ください。公園など公共的空間で野生動物に餌をやらないで下さい!  公式HPはこちら→ http://ezori3.wix.com/ezori
 
 

2018-03-20 感染症1件で手のひらがえし(東京の野良猫)

[]感染症1件で手のひらがえし(東京の野良猫)

エゾリスで感染症が発生したら、きっと手のひらを返すように「駆除」の声が上がるかも知れないと思っていたところ、どうもその心配はあたりそうです。

ネコからの感染症については過去のエントリでも述べましたが、

http://d.hatena.ne.jp/noken/20170724

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症というジフテリアに近縁の感染症がきっかけです。

http://cvdd.rakuno.ac.jp/archives/2277.html

しかしきっとどんな病気でも良いんでしょうけど。

呆然とするのはむしろこっちで、野良猫をペット扱いしていたくせに、病気が一回発生しただけで反省もせずに手のひらがえしとは………。

「3歳の娘と日常的に利用する公園に数匹の野良猫が居着いていて、公園に集まる子供やママ友たちと一緒に、近寄ってくる猫をなでたり、お菓子を与えたり、抱き上げて写真をインスタグラムにアップしたりと、みんなで気楽なペット扱いしていた。」

https://www.zakzak.co.jp/lif/news/180314/lif1803140004-n1.html

問題は保健所が「野良猫に餌をやらないで」と言ったかどうかですが……

動物なんて何でも不潔なんですよ!かわいかろうがなんだろうが関係ありません。餌をやってオモチャにして遊ぶ対象にしてはいけません。一定の距離をまもることが人間のするべきことです。

2018-03-13 樹液をなめるエゾリス

かわいいエゾリス

[]樹液をなめるエゾリス

このシーンを見ると、春も近いなと思います。

2個体が近い距離で舐めていました。

一方はニホンリスのようなアイリングのような模様があるかわいい個体でした。

ちなみにブログ管理人はエゾリスをあまりかわいいと思っていません。どちらかというと「鋭い」感じを持っています。

ところがこの個体はかわいかった。

改めて画像をみると、脚の先の換毛がイマイチなのか色が違うのか、もしかしたら老齢個体のような気もします。

f:id:noken:20180313230413j:image

片方は非常に毛並みが良かった。

f:id:noken:20180313230407j:image

2頭でヤマモミジの樹液をひたすら・・・

f:id:noken:20180313230402j:image

ペロペロ

f:id:noken:20180313230356j:image

ペロペロ・・・

f:id:noken:20180313230348j:image

春が近くなって植物の根が働き出すのでしょうか?

それとも寒さが緩んで凍っていた液体が溶け出すのでしょうか?

エナガヒヨドリも盛んに舐めに来ていました。

やはり、春を感じます。

2018-03-04 帯広のエゾリスの橋に意味はあるか?

noken2018-03-04

[][]帯広のエゾリスの橋に意味はあるか?

帯広のエゾリスの橋のうち、ブログ管理人が把握しているのは大空団地とある小学校前のものです。

大空団地のものは交通事故があったから建てたものではなく、このような形状でもリスが使うのかどうかの試験です。そういう意味では役割が終わっています。

小学校のものは私も知らないうちに建っていたのですが、「車道の拡幅で森の分断が広まったことに対するの保証」としては「何らかの対策を」しなければいけないという意味合いでしょう(か?)。また、小学校前のものは河川に沿った林をつなぐ方向性があり、これはよい方向性です。また2本もあり、片方は車道の青看板の構造と一体化させており、落雪などいくつかの問題を減らすことが出来そうです。

しかし、1設置前のエゾリスの行動と数。2設置後のエゾリスの行動と数(橋を使わなかったものも含む)3この地域全体のリスの生息状況

このどれもが把握されていません。ですから、この橋は現在のところ評価対象に出来ません、つまり、仕事の意味を見いだすことが出来ません。

(ブログ管理人は、小学校の橋の真下で、エゾリスの死体を拾ったことがあります。)

では「リスの橋」という概念そのものはどうでしょう?

私は懐疑的です。

・エゾリスの橋はリスの交通事故発生地点を分散する働きがある。

言えることはこれだけです。孤立した森同士をダイレクトにつなげられないのなら、事故の場所が変わるだけです。

もちろん1〜3をよく調べて考えれば別です。

しかし・・・その前に・・・

根本的なことが抜けています。

なぜエゾリスだけを厚く優遇しなければいけないのか?理解できません。

ブログ管理人の目にはエゾリスは既に飽和状態を迎えているように見えます。いろんな街のいろんな森を見てきましたが、エゾリスが日常的に複数見られる状況そのものが異常です。帯広の人は昭和60年代以降、これを普通だと思い込んでしまっているのです。

事故を減らすということは、(橋がうまく機能するかどうかは別にして)考え方として、リスをもっと増やすことになりますが、増やしたエゾリスをどうするのでしょうか?何か明確なビジョンがあるとは思えません。

もし、エゾリスが減少の一途をたどっているのなら別ですが、実際には逆です。

市街地では昭和20年頃にリスがすめるよう林は少なく、昭和40〜50年代に針葉樹が増えた市街地の林に侵入して、平成にかけて増加、最近の強烈なドーピングと例えてもよい餌付けで異常接近するようになりました。個体群の中の競争は熾烈なものになっているのではないでしょうか?これをさらに高密度にするのでしょうか?いまの状態を「減っている」と認識する人はいないでしょう。 

エゾリスの数が増えれば、事故が増える。こんな事は小学生でもわかります。あれ?事故を減らすために橋を架けるんじゃなかったですか?矛盾していますよね。

エゾリスの橋よりも、いまの野放図な餌付けへの対策を行い、適正な生息状況を考えそこへ導く方法をさぐることが大切と思います。

書き忘れましたが、リスの橋はどちらも壊れております。いまはほとんど使えないでしょう。

f:id:noken:20180304230912j:image

2018-03-03 注意:動物の死体の画像があります。再掲:2007-0801のエントリ

園内事故

[][]再掲:2007-0801のエントリ 改題:自分の餌付けが原因でリスが死んでも悲しまない人たちは実在する

駐車場でエゾリスに盛大に餌を手渡ししている人がいました。

そこは秋にエゾリスが車にひかれた現場近く(画像の死体の背景、横向きの車の辺りです。なんと駐車場の中でひかれたのです)だったので、それを伝えたところ……反省や後悔はもとより、一寸の憐憫(あわれみ)の情すらも浮かべず、他者の批判だけして(自分に言うくらいなら他の人にも言えというような)立ち去りました。

エゾリスに餌をやるのはエゾリスが好きだから、ではないんだなと思い、またこのエントリを再掲しなくてはと思いました。

*以前は車道で時速60km出してないとひかれないと言われていたエゾリスが、駐車場や園内道路でひかれるようになったのです。明らかに餌付けの悪影響です。

以下に多少加筆して再掲します。

*十勝毎日新聞では最近、以下のような餌付け礼賛記事は見られないと思います(2018.3)。しかし昨年春の毎日新聞(全国紙のネット記事)のようなすぐにはわからないような餌付けも見られますし、先日の北海道新聞では帯広で撮影された手乗りの鳥類の投稿が掲載されました。

マスコミの認識不足・「餌付け」は「麻薬」

(2016.613タイトル変更しました……というよりは当初のタイトルに近い言葉に戻しました)

小型野生ほ乳類に素手でさわると、マダニやノミからリケッチアやSFTS、ダニ媒介性脳炎に感染する可能性が高まります。また、不自然に高密度な生息域を作り出すことは寄生虫が増え、感染症リスクが上昇する心配が高まります。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23780307/

ただし、この研究では人間に対して病原性があるリケッチアかどうかまでは明確になっていません。

しかし、もしその検体に病原性が無いとわかっても、将来的に病原性のものを運ばないとはいえないのです。

また、病原体はほかにもいろいろあるのです。

2014.225のエントリ重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスが北海道のマダニより発見」

http://d.hatena.ne.jp/noken/20140225

その後、気をつけなければいけない感染症が一つ増えました。

ダニ媒介性脳炎の男性死亡 北海道で国内初 後遺症残る場合も…

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/6/16301.html

餌付けなどでリスの密度を上げれば、ダニやノミなどの生息状況を利することになると私は考えます。

リケッチアについて

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A2

http://www.jabfid.jp/disease/Pages/rickettsia.aspx

追記(2016.6):私が問いたいのは「もしエゾリスが重大な感染症の媒介者になったら、エキノコックスの件でキツネを殺すようにエゾリスを駆除するんですか?」ということです。きっと殺しますよね。

いまの餌付けの状態では、エゾリスは殺される、駆除される方向に進んでいるのではありませんか?SFTSや他の感染症の致死率はエキノコックスと比べて低いとは言えないのでは?

「ヒマネタ」が動物を殺す

f:id:noken:20070801141829j:image:right

この前アザラシの記事で、「野生動物には餌をやらないのがルール」と書いたばかりの新聞が、

http://d.hatena.ne.jp/noken/20070707

今度はこのような記事を載せています(画像)。

新聞に肯定的な形で載るということは、「どんどんやっていい」と世間は思います。

野生動物への直接接触で餌をやることをこのような形で奨励するなど、マスコミがしていいこととは思いません。

個人の楽しみなど、このような形で新聞に載せる必要はないと思います。もしやめようと思ってもこれでは引っ込みがつかないでしょう。それどころか、まねをする人がどんどん増えますよ。

このようなことの積み重ねが、先日のアザラシのトラブルを招いているとは思いませんか?

知床ではヒグマに餌をやっている観光客がいるのですよ!

もう少し良識を持っていただけないでしょうか?十勝毎日新聞さん。

記者さんよりは編集といったらいいんですか?デスクといったらいいんですか?そっちに問題を感じます。

大新聞だけでなく、地方紙にも、イヤ、地方紙こそ「科学部」が必要だと思いますよ。

絶滅を防ぐとか、生態を調べるとか、公共的に位置づけられたものならば、コントロールが効きますし、餌付けの意義があります。

しかし、そうではない「個人の楽しみ」を取り上げて「善行」とするならば、もしそれが動物に問題があるとわかったときには「悪行」と言われるリスクを負わせることになります。取材先を悪者にしてしまう可能性があるんですよ。

野生の動物にとって、このような餌付けはなんの意味もありません。人間側にだけ意味があります。「お腹がすいたときにやってくる」というのも、人間が自分の気分に都合良く決めつけただけです。

私の身近に

「餌付けが原因でリスが死んでもいいからリスに餌をあげたい」 というお年寄りが実際にいらっしゃいます(この方は2016年現在亡くなられています)。その台詞を、その原因で実際に死んだリスを目の前にして言えるのです。その方の家の前では実際に年間3頭ほどのリスの交通事故があります。

でも、「餌付けはやめたくない」とその方はおっしゃいました。

このような餌付けは「依存症」なのではないかと思い始めています。

追記(2016.6):この方は公園で餌付けが流行るずっと以前から餌台に少しづつ餌を置いていた方でした(現在は亡くなっています)。

おそらくいまから30年くらい前からでしょう。当時は、エゾリスをみると追いかけたり、石を投げたりという行為がみられた時代でしたから、親しむという意味はあったと思います。

いまひかれて死んだばかりのあたたかい死体を私が持って、玄関を空けたらお知り合いだったので驚いた記憶があります。実際たいへん穏やかで善良な方でした。

しかし、餌付けしている公園から、道路を渡って自宅の備蓄餌に来るリスたちが、玄関前数メートルで何度もひかれて死んでいても、私に言われるまでは全く手を打たない状態になってしまっていたのです。

餌付けでリスを増やして、自宅に結果的に誘引して死ぬ結果となっていた・・・それを「知ってる」と言った後で、「でも餌付けはやめたくない」と言ったのです。

この方はリスのことを可哀想に思ったようですが、ここに至るまで少なくとも10頭近いリスが死んでいたのを知っていたはずです。(2018.3加筆)

一体何のためにリスに餌をやっていたのか・・・おそらく野良猫でもなんでも良かったのかも知れません。ホントに餌付けなんて、人間が自分の気分のためにやることなんだと確信しました。

「餌付け」はアシ抜けできない「麻薬」のような存在なのでしょうか。

もし、この方が上の記事の取材先だったら(違いますが)、新聞はどうするべきでしょうか…………

2018-02-13 2月18日は「まき枯らし」

noken2018-02-13

[]「まき枯らし」を行います

2月18日の里山をつくろうプロジェクト「まき枯らし」を行います。

午前9時 里山P活動地に集合です。

駐車場は森の交流館前の駐車場などを利用し、そこから徒歩で10分以上かかります。

スノーシューはいくつかありますが、持っている方はご持参下さい。

また、ノミやマイナスドライバーなど、木の皮をはぐことが出来る道具があれば、お持ち下さい。

まき枯らしの目的は間伐と同じですが、伐倒せずに皮を剥いで枯死させるものです。去年初めて着手したものですがイケるとなれば、チェンソーなどを使わなくてもある程度の間伐が可能になるというものです。

そのかわり、一般の方の立ち入りなどに注意喚起する必要があります。

f:id:noken:20180213225514j:image

f:id:noken:20180213225530j:image

画像は2016年のまき枯らしの様子です。

場所をそのままに、視線を上へ上げると………

f:id:noken:20180213225602j:image

f:id:noken:20180213225548j:image