インドと組めば日本は再建できる(鈴木壮治)に学ぶ−1

著者
鈴木壮治・アッシュ・ロイ

今の日本は、構想力や戦略観というものが徹底的に欠如した国になってしまった。

その原因を根底から考え、日本に雄大な構想力と戦略を取り戻したい。

アクターとしての国家・企業・国際機関・NGO・市民社会との共生が必要

人口構成 世界の25才以下の人口の25%はインド人
     30才以下の青年層が全人口の6割を占める
(携帯電話保有数 2004年4千万台⇒2010年 5億台へ拡大)

今後の成長性 今後30年に亘り、労働人口が増加する国
          =インドの「力」の源泉 職業訓練間に合わない。

EPA(経済連携協定

インドとのEPA(経済連携協定)の締結が正式合意、2011年中に発効見通し
大きな社会課題;ニーズ

SEZ(経済特別区

現在、50か所 海外から資本を受入、今後10年間で1,500億ドルの資金需要あり
日本の退職技術者派遣

日本が果たす役割 インドでは、「ものづくりの学校」が増加。

日本の退職エンジニアが活躍しうる場が多い

国際社会との親和性 インドの政治・社会は多様且つ多元的な柔構造で、

急激な変化を吸収しうるシステム・・・インドの宝