一挙観開始

nostalji2018-07-30

ダビングして持ってきた『山猫は眠らない』(1993年/監督:ルイス・ロッサ)を観る。評判の良いB級映画のシリーズものであることは知っていましたが、戦争アクションは好きじゃなくて、これまで観る気がおきませんでした。全7作が一挙放映されたので、これを機会にね。
海兵隊の狙撃兵トーマス・ベケットトム・ベレンジャー)は、コロンビアの麻薬王オチョアとパナマアルバレス将軍暗殺のため、ワシントンから派遣されてきたリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)とパナマのジャングル地帯にあるアルバレス将軍の農園に向かいます。農園に侵入した二人は、オチョアと将軍を同時に狙撃することにしますが……
狙撃に成功するものの迎えのヘリが2時間も早く来て、明るいせいで敵に見つかり、ベケットが相棒を死なせてしまうプロローグはグッド。オリンピックのメダリストで射撃の腕は一流ですが、狙撃はおろか実戦経験のない新米ミラーと組んでの任務が本編となるのですが、ミラーのミスによりピンチの連続。敵に捕まったベケットを、実戦を通じて精神的にたくましくなったミラーが救出して任務を遂行するのは定型パターンですな。ベタな展開ですが、狙撃テクニックや手抜きのない見せ場などで良質のアクション映画になっていま〜す。